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軽量かつバッテリー駆動時間の長いモバイルノートパソコンを比較

ここでは、各パソコンのバッテリー駆動時間と重量を一覧で表に掲載します。 さらに、1kgあたりのバッテリー駆動時間(バッテリー駆動時間[h]÷重量[kg])も表に掲載しています。この数値が大きいほど、軽量でなお且つバッテリー駆動時間の長いパソコンと言えます。 また、視覚的に分かりやすいように、「バッテリー駆動時間 対 重量」のグラフも掲載します。   表およびグラフの注意点 (1)CPUが高性能であるほど、バッテリーを消費します。Core i3→Core i5→Core i7と性能が良くなるごとに、経験上、約1~2割はバッテリー駆動時間が減っていきます。今回はCore i5を基準にし、Core i3を搭載したPCのバッテリー駆動時間には「-」、Core i7を搭載したPCのバッテリー駆動時間には「+」を記載しています。 (2)液晶ディスプレイのサイズが大きく高解像度であるほど、バッテリーを消費します。そのため液晶ディスプレイのサイズと大きさも表に記載しています。複数の液晶を選択できるPCもあり、他の液晶の場合、バッテリー駆動時間は変わってきますのでご注意ください。 (3)バッテリー駆動時間は、メーカー公表値ではなく、PCMark 8(Home accelerated)のバッテリーライフテストで計測した値です(当サイト調べ)。このテストでは、バッテリー駆動中、現実環境に近い処理が実行されます。具体的には、ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどが実行されます。やや厳しめ(低め)の数値になるため、「ローカルディスクに保存した動画の再生のみ」、「Web閲覧のみ」といった使い方の場合は、もう少し駆動時間が長くなると思います。 (4)バッテリー駆動テスト時の画面輝度は、120cd/m2にしています。 (5)重量は、メーカー公表値ではなく、当サイトでの実測値です。搭載されるパーツによってやや重量が変わります。 タッチパネルなしモデル まずは、タッチパネルを搭載していないパソコンの「バッテリー駆動時間」、「重量」、「1kgあたりのバッテリー駆動時間」の値を下の表に掲載します。「1kgあたりのバッテリー駆動時間」が長い順に上から掲載しています。 上にも書きましたが、バッテリー駆動時間、重量は当サイトでの実測値です。PCスペック、環境、計測方法によって値は異なりますのでご注意ください。また、赤字は第6世代インテルCPU搭載パソコンです。   タッチパネルなしのモバイルノートPCの比較 製品名 1kgあたりの バッテリー 駆動時間 バッテリー 駆動時間 ※1 重量 CPU 液晶 パナソニック レッツノート SZ5 バッテリー(L) 7.61+ … Continue reading

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バッテリーいたわり充電モード

「バッテリーいたわり充電モード」を使ってノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばそう! バッテリーは、充電量を低く設定する(100%までフル充電しない)ことにより、寿命を長く保つことができます。「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」を利用して、お使いのバッテリーの寿命を延ばしましょう! お使いのノートパソコンによっては、この機能が搭載されていない場合があります。あらかじめご了承ください。 バッテリーの寿命をより長く保つには バッテリーは、長く使っていると少しずつもち時間(駆動時間)が減っていきます。 おおよその目安として、毎日充放電を繰り返し使用すると、2年ほどでバッテリーの駆動時間が購入時の約半分になります。 * バッテリーの寿命は環境温度、使用状況や使用頻度によって変化します。 上記はあくまでも目安であり、バッテリーの寿命を保証するものではありません。 以下の点に気をつけることで、バッテリーの寿命をより長く持たせることができます。 充電量を低く保つ(100%までフル充電しない) バッテリーパックやパソコンを、高温の環境下に放置しない パソコンを長時間使用しないときは、ACアダプターをはずす 充電量を低く保つ方法 ~「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」~ バッテリーを100%フル充電した状態を維持し続けると、バッテリーが劣化し、寿命が短くなってしまいます。バッテリーの寿命を延ばし、かつ駆動時間をある程度確保するのに最適なのが、充電量を”80%程度”に保つことです。 一部のモデルを除く、2006年12月以降発売のVAIOには、バッテリーの最大充電量を設定できる「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」が備わっています。この機能を上手に利用して、お使いのバッテリーを長く使いましょう! * お使いのVAIOによって、「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」と表示されます。 「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」で設定できる充電量 いたわり充電モード(80%) バッテリー充電を80%までに抑制し、バッテリー寿命を長く保ちます。バッテリー駆動でのご使用が多い方におすすめです。 いたわり充電モード(50%)/超いたわり充電モード バッテリー充電を50%までに抑制し、バッテリー寿命をさらに長く保ちます。ACアダプターでの使用が多い方におすすめします。 設定方法 「バッテリーいたわり充電モード」または「充電モード」の設定方法をご説明します。 * Windows 7の画面でご説明します。 ここではバッテリーの寿命を長く保つことを最優先する場合の設定方法をご紹介しています。 100%フル充電されないため、フル充電時に比べてバッテリーの駆動時間は短くなります。 バッテリーの駆動時間を長くしたい方は、以下のページをご参照ください。 バッテリーの駆動時間が以前より短くなった [スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]をクリックします。 [VAIOの設定]をクリックします。 [VAIOの設定]画面が表示されるので、[電源・バッテリー]をクリックし、[バッテリー]をクリックします。   [バッテリー]画面に切り替わるので、[いたわり充電モードを有効にする]にチェックをいれます。   [詳細設定]をクリックします。 [バッテリーいたわり充電モード]画面が表示されるので、お好みの設定(80%または50%)を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 * [個別設定]が可能な機種もあります。 … Continue reading

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携帯電話のバッテリーを復活させる方法

携帯電話の電池は、長期使用で充電される量が少なくなってきます。買った時は1週間位持ったのに今は1日ももたない…そんなあなたに朗報です! バッテリーを復活させる方法があったのです! 執筆者:大串 明弘 携帯電話の電池は、長期にわたって利用すると、充電される電気の量が少なくなってきます。買った時は1週間位持ったのに今は1日ももたないとお嘆きのあなたに朗報です! バッテリーを復活させる方法があったのです! 電池の寿命がケータイの寿命? 携帯電話を1年以上使っていると、バッテリーも相当ヘタってきます。バッテリーがダメになると携帯電話を買い換える、そんな人も多いのではないでしょうか? バッテリーパックだけを購入すると機種によっては結構高くつくので、買い換えたほうが良い場合もあるでしょう。 2年以上使ったらバッテリーがもらえる、というようなサービスを行っている電話会社もありますが、2年というのはちょっと長すぎる感じがします。 バッテリーを長持ちさせるコツ 携帯電話の電池のような充電池の場合、劣化に伴い、充電できる量がどんどん減ってきてしまいます。電池を長持ちさせるコツは、完全放電~完全充電を繰り返すと良いと言われています。電池を使い切ってから充電するのがベストです。しかし、それでは予備のバッテリーを常に持ち運ばなければいけません。筆者は、携帯電話を購入する際はバッテリーを1つ余計に買い、中途充電せず、交互に使うよう心がけていますが、なかなかそうもいかないでしょう。 劣化したバッテリーを復活させる! 電池と本体の端子にごく少量を薄く塗るだけで復活する!? 私の家族が、約1年半、同じ携帯電話(予備バッテリー無し)を使っているのですが、最近バッテリーのもちが悪くなったと言うようになりました。購入した時には1週間位もっていたのが、最近は2~3日しかもたなくなったとのこと。そうこう言っているうちに、朝充電したのに夜までもたない状態になってしまいました。 携帯電話のバッテリーを復活させるモノがあるとの情報を得ていた筆者は、さっそく購入。説明書通り、バッテリーの端子に薄く塗ってみました。 すると、どうでしょう! 夜には無くなるはずの電池がなくならず、なんと約6日間も充電せずにすんだのです! 新品と同じとまではいかないものの、それに近い状態に戻った感じです。 バッテリー復活の秘密は・・・

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電池が早く減るのは劣化が原因!バッテリーが寿命になる前に知っておきたいこと

電池を長く使いたい! スマホを使っていて、「あれ、前よりも電池が早く減るようになっちゃった……」ということを経験したことがある方、電池が早く減るようになる原因は、電池の“劣化”です。 電池にも寿命があるのです。電池の劣化は、寿命を迎える前兆なのです。 では、どのように電池の寿命をチェックすればわかるのか――NTTドコモ広報部からのアドバイスを交えて、その方法を伝授します。 ※更新:2013年5月30日に記事を更新しました。 電池の寿命について知っておくべきこと 今使っているスマホの充電方法を確認 電池の状態はショップで見てもらえる 電池が寿命を迎えてしまったら… あなたの充電方法、本当に大丈夫? 以前の特集記事「充電中にスマホを使うのはなぜNG?“寿命”を縮める使い方から卒業して、スマホの電池をより長く使おう!」でも触れていますが、スマートフォンを初めとするモバイル機器では、継ぎ足し充電に耐性がある「リチウムイオン二次電池」(以下、リチウムイオン電池)が広く使われています。 スマホのリチウムイオン電池 その寿命ですが、「新品の時と比較して半分程度の時間しか使えなくなったら、寿命に到達してしまった」、と考えて差し支えありません。こうなると、電池の交換を検討しなければいけない状況となります。 なるべく、“その時”を迎えるのを遅らせるために、充電の際に“落とし穴”になりそうなことを何点か挙げてみました。 1.充電回数が多くありませんか? 使い方にもよりますが、リチウムイオン電池の寿命は300サイクルでおおむね70~80%、500サイクルでおおむね50~70%になっています。 フィーチャーフォンの場合、夜寝ている間は充電台に載せ、昼間は使用というケースだと、1年間で300回程度充電していることになるでしょう(リチウムイオンバッテリーの開発・製造・販売を扱う「ベイサン」のHPより一部引用)。 フィーチャーフォンより電力消費量が多いスマートフォンの場合、1日1回充電すると、1年5ヶ月弱でバッテリーが満充電でも半分しか溜まっていない可能性があります。 継ぎ足し充電に耐性があるとは言え、継ぎ足し過ぎは却って良くない結果をもたらしてしまうのです。 まめに充電をしていると、その分寿命が短くなってしまいます。なるべく使い切ってから充電しましょう。 2.暑い場所で充電していませんか? リチウムイオン電池は熱が苦手です。日当たりがとても良い窓際にスマートフォンを置いて充電していると、それだけで電池の劣化を速めてしまいかねません。 電池を充電する時は、なるべく涼しい場所で充電することを心がけたいです。 3.「満充電」をずっと続けてませんか? 「電池ゲージはずっと満タンが良い!」と言ってなるべく満充電の状態を保っている、という方もいると思います。実は、これも電池を劣化させる原因となります。 リチウムイオン電池は、充電と放電を適度に行うことも寿命を延ばす上では重要です。満タンを常にキープしている方は、その習慣を見直すだけで電池の持ちが良くなります。 NTTドコモよりご回答 Q.スマートフォンのバッテリーに寿命はあるのでしょうか? A.何を「寿命」とするかによりますが、お買い上げ時よりも使用時間が極端に短くなることを「寿命」とするのであれば、寿命はあると言えます。 Q.寿命は、どれくらいまでもつのでしょうか? A.ご利用状況や環境によっても異なりますが、一般的には1年~2年くらいになるかと思います。1回の充電で使える時間がご購入時の半分程度になったら、お早めにお取り替えをご検討いただくようご案内しております。 Q.劣化しやすい充電方法はあるのでしょうか? A.電池は、以下の状況では、ダメージが大きくなる傾向があります。 高温環境で充電する 満充電付近(約90%以上)で、充電を繰り返す 携帯電話を使用しながら充電すると、上記のような状況になる可能性がありますので、避けていただくのが望ましいです。また、満充電にした電池を高温になりやすい場所に保管することは避けてください。  

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PowerBook G4:バッテリーの取り外しおよび取り付け方法

PowerBook G4 (12-inch)、PowerBook G4、PowerBook G4 (Gigabit Ethernet)、PowerBook G4 (DVI)、PowerBook G4 (1 GHz/867 MHz) にバッテリーの取り外しおよび取り付け方法を説明します。  

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ノートパソコンのバッテリー寿命を長持ちさせる方法

「ノートパソコンのバッテリーの寿命を長持ちさせたい」という方必見! 扱い方にコツがあるんですよ~♪ 「ノートパソコンを購入したときに比べて、バッテリーの減りが早くなった」「ノートパソコンのバッテリーをできるだけ長持ちさせたい!」という方へ。バッテリーの寿命をできるだけ長持ちさせるために、気をつけたいポイントとコツをご紹介いたします! こんな使い方をしている方は要注意! もしかして、ノートパソコンを充電しながら使っていたりしませんか? ノートパソコンのバッテリーに使われている電池の多くは、リチウムイオン電池。この電池は、充電が100%になっている状態が続くと劣化が激しくなり、バッテリーの寿命(※)が縮んでしまうのです。 「毎日、寝る前にノートパソコンを充電をしている」という方も要注意。バッテリーは充電できる回数が約500回といわれています。また、バッテリーは充電し続けている限り、100%のフル充電を保とうとします。しかし実際は、パソコン内では常に放電が起こっているため、充電が100%になる→放電でバッテリーを消費→バッテリーを充電、というのを細かく繰り返している状態です。 そのため、デスクトップパソコンと同じ感覚でコンセントにACアダプタを挿したまま使っていたり、毎日充電をしていると、バッテリーの寿命はどんどん短くなってしまいます。 スマートフォンも、ノートパソコンと同じくリチウムイオン電池が使われています。こちらの記事も参考にしてくださいね! ▼バッテリー寿命を延ばすために、注意すべき3点【日常編】&電池劣化の原因はコレ! ※記事内において、バッテリーの寿命とは、新品の時に比べて充電できる容量が半減した状態を指しています。 バッテリーの寿命を長持ちさせるために・・・ 1つめは、ノートパソコンを充電しながら使わないこと。 上でも述べたように、ACアダプタをコンセントに挿したままノートパソコンを使用すると、充電池の寿命がどんどん短くなってしまいます。「ノートパソコンを外に持ち出すことが少なく、室内の決まった場所で使うことが多い」という方は、持ち歩く時以外はバッテリーを外しておく、という手もあります。 2つめは、むやみに充電しないこと。 毎日充電していると、当然ですがその分だけ充電回数が増えてしまいます。バッテリーが20%を切ったときだけ充電するなど、自分なりのルールを決めると充電回数を抑えることができます。 3つめは、なるべく80%充電を心がけること。 ノートパソコンの電源設定にバッテリーの充電状態を設定できる項目がある場合、フル充電にならないように設定することができます(※)。 例えば、DELLの某ノートパソコンの場合、コントロールパネル→電源オプション→デスクトップモードでのバッテリの充電と進み、[デスクトップモード]タブから、バッテリーの使い方を設定することができます。 ※電源設定があるかどうかは、ノートパソコンの機種によります バッテリーは消耗品です。上手に使ってできるだけ長持ちさせてくださいね!

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ノートパソコン上手に使っていますか? バッテリーは消耗品っ!?

バッテリーは経年変化と充放電を繰り返すことによる劣化もあり、「一筋縄ではいかないなぁ」というのが実感です。 しかし、そんなことを言っていても何も得るものがないので、ここでは試行錯誤とバッテリーメーカなどの情報を元にして、賢い使い方を考えてみます。 以下の記述はこれまでの経験と集めた情報で構成されています。正確さを期していますが、思い違いや、間違いがあるやもしれません。 そもそもノートパソコンメーカはバッテリを抜いて使うという前提ではおりません。そしてそれらメーカの前提を否定するものではありませんが、しかし、利用者に立って賢くパソコンを使う方法があるだろう?という主旨で書いているページです。 ★ご注意★ 実際にやろうとすると煩雑だったりして満充電のまま抜いて内部フューズが切れてパーになったり、逆に抜きっぱなしで忘れてしまいバッテリが過放電して劣化 してしまうことが想定されますので、これら2つの重要ポイントとバッテリの仕組みが理解できたうえでやってみようとする人だけがトライしてみてください。 –> ? 内部フューズが切れてパー   ? 過放電して劣化 どなた様のパソコンにも例外なしに適合するものでもありませんので、いちどメーカに問い合わされるのが最善と考えます。そのときに下記のような知 識、情報をインプットされてメーカの技術が分かる人にお尋ねください。少なくともYes,Noの返事はもらえるはずです。ダメならその理由も明確に教えて もらえると思います。 このページ内へのリンク 1. バッテリを外して大丈夫!? 2. デメリットってなに? 3. メモリ効果とは 4. バッテリーの面倒をみるのは忘れがち   ★★ 数ヶ月に一度は充電を! 過放電は電池寿命を縮めるので!!★★ 5. バッテリーには種類がある 6. かしこいバッテリーの使い方   ここから本題です 7. バッテリの寿命とは 8. バッテリーは消耗品か???? 9? メーカーは寿命というけれど??? 10. バッテリの寿命とは ★★警告 満充電のまま保存しない!!★★ 11. … Continue reading

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バッテリー上がり、バッテリー寿命、バッテリー不良の違いについて

バッテリートラブルは「バッテリー上がり」「バッテリー寿命」「バッテリー不良」の3通りがあります。 電気の使用量が充電する量を上回って生じる充電不足の状態を「バッテリー上がり」、劣化による電気容量の縮小を「バッテリー寿命」といいます。「バッテリー上がり」では、充電器で充電することで電気容量を回復することができますが、「バッテリー寿命」を迎えた場合、化学反応出来る極板が十分に残っていないため、充電器で充電してもその電気容量はほとんど回復されません。 バッテリー上がり バッテリー寿命 バッテリー不良 下記の項目は、バッテリー上がりの原因となり、バッテリー寿命を短くする傾向にあります。 1日に何度もセルモーターを使用している。(宅配便車等) 夜間しか車を使用しない。(夜間専門タクシー等) 雨天時しか車を使用しない。(放電過多) 消費電力の大きな電装品を装着している。(放電過多) いつもエアコンを使用している。(放電過多) いつも渋滞路を走行している。(渋滞通勤等) カーオーディオに凝っている。(放電過多) 1度に走行する距離が少ない。(充電不足) たまにしか車を使用しない。(充電不足) 本来より容量の小さいバッテリーの取り付け(容量不足) 自動車バッテリーそのものの製品寿命としましては、通常3~4年前後と言われてますが、バッテリーの寿命は、実は製品自体の性能よりもお車のご使用状況に一番大きく左右されます。一般に充放電の激しい使われ方やバッテリー温度の高い使われ方は著しく寿命を短くします。 また、ご使用頻度、走行距離(年間 5,000km以下)の少ない車は、それゆえバッテリーは充電される機会が少ないことになりますので、慢性的な充電不足から「バッテリー寿命」よりも先に「バッテリー上がり」が訪れるケースが多くなります。こういったユーザー様は、バッテリーそのものの寿命ではなくバッテリー上がりのタイミングでバッテリーを交換されることが多いのが現状です。 そうは言いましても、お車の乗られ方は生活環境が変わらない限りなかなか変わることは無いと思いますので、お車の定期点検時(12ヶ月点検や車検)のときにでも、整備工場さんやディーラーさん等に「整備ついでにバッテリーの補充電」をご依頼されますと、その時点でまたバッテリー内の電気は満タンになりますので、バッテリー製品寿命を延すのには効果的だと思います。 カルシウム合金などを使用することにより、電解液の蒸発、及び電解液の蒸発による補水の頻度を少なく済むように設計されたものをいい、上ふた(セルキャップ)に電解液の蒸発を防ぐ為の加工が施されているものもあります。もちろん、セルキャップを持たない密封型(シールドタイプ)もこれに含まれます。 しかし・・・蒸発はほとんどしなくとも電気分解による電解液の減少もありますし、メンテナンスフリーと言えども寿命を迎えるまで点検、メンテナンスが全くいらないという訳ではないのです。「メンテナンスフリー」という言葉につきましては、少なからず誤解を招いてる部分がございます。どうぞご留意下さい。 近年主流のカルシウムタイプのバッテリーは、従来のローアンチモンタイプよりもハイパワー、長寿命、高性能ゆえに、劣化そのものが緩やかで製品寿命の直前まできちんと性能が維持される事から、満寿命時には突然性能が劣化したように感じますので、3~4年以上ご使用いただいているバッテリーには注意が必要です。バッテリーの状態を正確に把握するには、CCAテスターなどの測定機器による診断がかかせません。 バッテリーの化学反応は温度に影響を受けるため、高温にも低温にも弱い特性があります。高温では必要以上に劣化を促進させますし、低温では本来の性能を発揮できません。裏ワザ!としてスキー場などで駐車される際、車の前を風下に向け、バッテリーを毛布などで保温しておくと低温化防止になり次の始動が容易になります。 バッテリー内の電解液の量をチェックして下さい。UPPERとLOWERの間に液面があれば正常です。最近の車は搭載位置の関係や保護ケース等で、電解液量、液面が見にくい車が多いです。 その際、セル(電槽)のバラツキを確認するためにすべてのセルの比重も一緒にチェックできれば尚よいですが、比重は液温によって数値が上下しますのでご留意ください。 バッテリー内の電解液は、自然蒸発は無くとも電気分解によって減る場合があります。又、電解液不足は極板が露出、酸化してしまい劣化を促進させるばかりか、そのスペースにガスがたまり静電気発生の原因にもなりますのでバッテリーの破裂事故にも繋がります。電解液が減っていたらカー用品店等で販売されているバッテリー補充液(水道水は不純物を含んでいる為絶対にご使用にならないで下さい)を補水する訳ですが、液減りが多くなったら製品寿命が近いと判断できます。 バッテリー補充液と電解液の違い バッテリー電解液は希硫酸です。その濃度は約35%前後ではありますが、衣服や手に付いた場合、その時は大丈夫でも乾いてくると大事になります。比重計測時や補水時にセルキャップを開ける時には十分ご注意下さい。 通常、初期充電作業以外にバッテリーメンテナンスで、一般ユーザー様が電解液を使用することはありません。 長期間お車をご使用されない場合は? お車をご使用されていない時でも、車はECU(コンピューター)、時計、ステレオ、カーナビ等のバックアップ電源としてバッテリーの電気を常時消費しています。このように車を使っていない時に流れている電気を暗電流(通常20~50mA程度です)といい、この状態が長期に渡ればいずれはバッテリー内に蓄えた電気は底をつきバッテリー上がりを招いてしまいます。 ですので、車の維持の為にも1ヶ月に1度位はエンジンをかけてやるなりすることが必要になるかと思いますが、アイドリング状態ではオルタネーターは本来の出力ができませんのでご留意ください。本来、多少なりとも走行することが一番だとは思いますが、それが不可能な場合は、バッテリーのマイナスターミナルを外して暗電流による電力の消費、放電を極力防止するという方法もあります。 バッテリーの取り扱い 自動車専用バッテリーを他の用途に使用されますと性能が十分発揮されないばかりでなく、バッテリーから発生する水素ガスへの引火爆発等、思わぬ事故の原因となりますので必ず自動車にご使用下さい。 バッテリーを火気のあるところや密閉された場所で使用しないで下さい。バッテリーから発生する水素ガスへの引火爆発の原因となることがあります。 バッテリーを傾けたり、転倒させたり、衝撃を与えたりしないで下さい。バッテリー内の電解液(希硫酸)が漏れだし、失明や火傷の原因となることがあります。 バッテリーは必ず適合するものをお選び下さい。ターミナル等を改造すると、内部が破損し、爆発の原因になる恐れがあります。 バッテリーや電解液は、その取り扱い方法や危険性を十分理解していない者(子供等)に触れさせないで下さい。 充電しようとするバッテリーの容量の1/10程度(バッテリー容量80Ahだったら8A程度)の電流で、ゆっくりと時間をかけて(5~10時間)充電します。バッテリーの容量と放電状態、充電電流によって充電する時間は変わってきますが、充電途中でガスが盛んに発生するようになったら充電終期と判断できます。充電終了後、数時間放置すると液温が常温になり電圧、比重が安定しますので、満充電時の比重が1.23Kg/L以下でしたら交換時期と判断した方が良いでしょう。 … Continue reading

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HP 2230s バッテリーの寿命は使用環境によって変化します

製品に付属のhp 2230s バッテリーパックは、およそ 300回 程度※ の充放電サイクルが可能です。 バッテリパックは、使用を繰り返すと徐々に劣化しバッテリ容量が低下していきますが、バッテリ電源で使用しなくても、バッテリを装着した状態のままAC電源に接続して使用し続けると、徐々に劣化が進行します。 2週間以上バッテリ電源で使用しない場合や、長期間コンピュータを使用しない場合は、バッテリパックを取り外して保管することで劣化を防ぎ寿命を延ばすことができます。 バッテリパックを取り外して保管する場合の注意事項について説明します。 ※ バッテリパックの寿命は使用環境によって変化します。 充放電サイクル回数を保証するものではございません。 バッテリパックの寿命 バッテリパックの寿命は、コンピュータを使い始めてからの期間ではなく、バッテリの充放電サイクル※1 の回数で決まります。 バッテリパックは充放電を繰り返すことで徐々に劣化し、バッテリ容量が低下していきます。 バッテリ容量の低下は、バッテリゲージの調整を行っても回復することはできません。 電気を蓄えるバッテリセルの劣化によりバッテリ容量が低下し、その結果、コンピュータのバッテリ駆動時間が短くなります。 通常、リチウムイオンバッテリパックは、300回 から 500回 ※2 の充放電サイクルが可能です。 通常の使い方をした場合、300回 の充放電サイクル、もしくは1年程度使用した後は、当初の容量の約80%になると予想されます。 補足:25℃ から 40℃ の間の動作温度において、1年間に 300回 の頻度で充放電サイクルをおこなった場合のバッテリ容量の変化を表しています。それより高い温度で使用や保管をおこなった場合、同じ回数の充放電サイクルを行っても当初の容量の 70%、もしくはもっと少ない容量になります。 注意事項 バッテリー残量が50%程度の状態にして取り外し、直射日光を避け、涼しく(20℃程度)湿気の少ない場所に保管してください。満充電に近い状態での保管を繰り返すとバッテリセルの劣化が進行しバッテリの寿命を縮めます。 ビニール袋等に入れてバッテリパックの端子にショートが起こらないようにして、落下したり衝撃がかかったりしない安定した場所に保管してください。 高温にさらされる場所には保管しないでください。夏季の自動車の中など、高温にさらされる場所に長時間置くと、バッテリの劣化や故障の原因となる場合があります。 リチウムイオンバッテリパックは残量が完全になくなると再充電ができなくなります。 長期間保管しておく場合は、6ヶ月に1回を目安に定期的にバッテリ残量を確認し、50%程度に充電してください。 バッテリパックとACアダプタのいずれも接続されない状態で長期間放置しますと、日付などを保持している内蔵のRTCバッテリの消耗が早まります。 AC電源のみでコンピュータを使用した場合、停電などで電源が断たれるとすぐに切れてしまいますので、作業中のデータはこまめに保存することを推奨します。また、雷が鳴り始めたら速やかに使用を中止するか、バッテリ電源に切り替えてください。 … Continue reading

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ノートパソコン上手に使っていますか?バッテリーは消耗品っ㈠

バッテリーは経年変化と充放電を繰り返すことによる劣化もあり、「一筋縄ではいかないなぁ」というのが実感です。 しかし、そんなことを言っていても何も得るものがないので、ここでは試行錯誤とバッテリーメーカなどの情報を元にして、賢い使い方を考えてみます。以下の 記述はこれまでの経験と集めた情報で構成されています。正確さを期していますが、思い違いや、間違いがあるやもしれません。 そもそもノートパソコンメーカはバッテリを抜いて使うという前提ではおりません。そしてそれらメーカの前提を否定するものではありませんが、しかし、利用者に立って賢くパソコンを使う方法があるだろう?という主旨で書いているページです。 ★ご注意★ 実際にやろうとすると煩雑だったりして満充電のまま抜いて内部フューズが切れてパーになったり、逆に抜きっぱなしで忘れてしまいバッテリが過放電して劣 化してしまうことが想定されますので、これら2つの重要ポイントとバッテリの仕組みが理解できたうえでやってみようとする人だけがトライしてみてくださ い。 どなた様のパソコンにも例外なしに適合するものでもありませんので、いちどメーカに問い合わされるのが最善と考えま す。そのときに下記のような知識、情報 をインプットされてメーカの技術が分かる人にお尋ねください。少なくともYes,Noの返事はもらえるはずです。ダメならその理由も明確に教えてもらえる と思います。 バッテリを外して大丈夫!? こんなメールをいただくことがあります。 バッテリーを実質使ってなければ、外して保存が原則 もちろんすべてのノートパソコンに当てはまるわけではありませんので、念のためメーカにはご確認ください。 市販されているパソコンにはノート型とデスクトップ型の大きく分けて2種類あります。バッテリといえば、どんなメーカのどんな型のパソコンにも例外なく入っている時計を動かす小さな電池(通常はボタン電池)が一個はいっています。このバッテリは抜くことはできません。 その他に、ノート型にはバッテリパックという単三電池のような小さな電池が何本も束ねてあるバッテリがあります。これはAC100V電源が無くても使えるようにバッテリパックから電源の供給を受けれるようにしている仕掛けです。 他方、デスクトップ型パソコンにはそのバッテリパックに相当する仕掛けはありません。常時AC100V電源が使えることを前提に作られていて電気が来ないときのことは一切考えられていません。 なにをいいたいかといえば、コンピュータの仕組みにとっては安定な電源を供給してくれるものならば、バッテリであろうが、AC電源であろうが、風力発電でも、太陽光発電でも、燃料電池でも、・・・なんだってかまわないのです。 そこでノートパソコンの仕組みを見ると、私がこれまで見たパソコンではバッテリを外しても特に問題がないものでした。 というのも、もしバッテリパックを付け忘れて、AC電源でスイッチを入れたらパソコンが壊れてしまうような設計をしていたら故障品の山が戻ってくるでしょう。人というのは注意書きとかは見ずにスイッチを入れるものだからです。 ですから、メーカとしてはどんな使われ方をされようとも簡単にこわれるパソコンを出したらクレームの嵐に遭うのはわかっているので、そこはあらゆる想定を考えて安全なようにつくるものです。 こういう背景がありますが、それでも念のためメーカにお尋ねください。

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