Category Archives: 液晶パネル

テレビをパソコンのモニタとして使えますか?

Q.テレビをパソコンのモニタとして使えますか? A.パソコンからの出力に対応する端子があれば使うことができます 最近の薄型テレビには、パソコンからの出力を接続できる端子を持ったものが増えています。例えば、テレビ側とパソコン側の双方にHDMIやD-Sub(VGA)端子があれば、そのままケーブルで接続することができます。ただし、パソコン側がDVIでテレビ側がD-Subの場合は注意が必要です。パソコン側のDVIがDVI-Iであれば、変換プラグでD-Subに接続できますが、DVI-Dの場合は専用のコンバーターが必要になります。 Q.ドット抜けとは何ですか? A モニタの画面上のドットが正常に表示されない状態をいいます ドット欠けやドット落ち、画素落ち、画素抜けなどともいわれ、何らかの不具合でドットが正常に表示されない状態をいいます。ある程度はやむを得ないものとされ、あらゆるドット抜けについて交換を保証しているメーカーは2014年現在ありません。対応はメーカーにより様々です。例えば、DELLやASUSは、一部機種について、輝点(常時点灯ドット)が存在した場合、交換保証対象としています。あらゆるドット抜けを避けたい場合は、一部の販売店が独自に行っている有料交換保証を付け、ドット抜けがない個体が当たるまで交換するぐらいしか方法がありません。 Q.大画面1枚とマルチディスプレイはどちらが良いですか? A 複数のウィンドウをひらいて作業するかによります 動画鑑賞やゲームなど、1つのアプリケーションだけを使う場合は大画面1画面にするとディスプレイの縁が気にならないでしょう。複数のウィンドウを表示させるのが目的であれば、マルチディスプレイの方が経済的な場合もあります。ワイドディスプレイを縦回転させてマルチにすると、横長の文書を読むときに縁をまたいでウィンドウを配置するか、スクロールして読むかになります。 いずれにせよ、WUXGA(1920×1200)以上のピクセル数が必要であれば、Display Port出力のあるグラフィックカードなどが必要になることが多いです。 大画面1画面の利点 ウィンドウを任意の位置に置くことができる。 縁が気にならない 複数画面の利点 ウィンドウを最大化しても、その画面内に収まる 3画面、6画面など、大画面ディスプレイよりも広い面積を確保できる。

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液晶モニタ・液晶ディスプレイの選び方

laptopbattery.jp ユーザーが編集する液晶モニタ・液晶ディスプレイの選び方のガイドです。液晶モニタ・液晶ディスプレイ選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック! 選び方のポイント 画面サイズ 種類 特徴 モニタサイズ モニタの大きさを表し、「19インチ型」や「22インチワイド型」といった呼び方をします。数値の19インチは、画面の対角線の長さを表しています。なお、1インチは約2.54cmです。 モニタタイプ 16対9のワイド型が主流で、他のタイプは割高です。解像度の縦横比と表示領域の寸法の縦横比とが一致せず、やや横長に歪んで表示されるモニタが若干存在します。そのようなモニタでは、パネルを構成する画素が正方形ではなく、やや横長です。歪みを気にする人は、このようなモニタを避けたほうがよいでしょう。 縁の広さ 縁が極めて狭い「縁なし」モデルもあります。マルチディスプレイ環境で、縁が気になる場合は検討するとよいでしょう。   画面仕様 表面処理 パネル表面の処理方法によって、グレア(光沢)とノングレア(非光沢)の2種類があり、画面の見え方が大きく異なります。ノングレアが主流で、グレアの製品はあまりありません。 グレア(光沢) ノングレア(非光沢) 仕様上でコントラストが同数値のノングレア製品と比較しても、鮮やかでコントラストが高く見えます。それにより、静止画や動画が一見きれいに感じられます。ただし、表面がツヤツヤなため、外部からの映り込みがあります。それにより、ノングレアと比べると目が疲れやすいという面もあります。 外部からの映り込みを少なくするため、乱反射する表面加工を施してあります。それにより、コントラストが地味で画面が白っぽく感じるという面もあります。映り込みを原因とした目の疲れはほとんどなくなります。しかし、数年前までは表面加工の精度が悪いパネルが多く出回っていて、そのギラツキにより疲れるという事例がありました。最近のパネルでは改善され、ギラツキはほとんど問題にされなくなっています。 項目 特徴 解像度 フルHD(1920×1080)が主流で、他のタイプは割高になります。フルHDより横のドット数が大きいディスプレイは、接続ケーブルがDual Link DVIかDisplay Portに限定されてしまいます。 応答速度 ある程度は数字が小さいほうが残像に有利ですが、ホールド型の場合、応答速度がいくら速くても残像はなくなりません。一部のゲーム愛好家が重視する項目です。 コントラスト 多くの機種では1000:1です。一部のVAパネル機では3000:1といった高い数値の製品があります。コントラストは高いほうが高性能ということに一応なりますが、例えばプリントの仕上がりを推し量るといった用途では高コントラストは不要です。ダイナミック・コントラストの数値は、参考になりません。 輝度 よほど明るい環境に設置する場合を除き、下げて使うことが望ましいので、輝度の数値は選び方のポイントとならないでしょう。 ドットピッチ 同じインチ数でも解像度が大きければ文字は細かく表示されます。「ドットが細かければ小さい文字も読める」かどうかは店頭で確認してみるとよいでしょう。 LEDバックライト 多くは白色LEDを使用していて、これは省電力で薄型・軽量といった特徴があります。フリッカー(ちらつき)による悪影響があるかもしれないという問題が指摘されており、その対策をした製品(フリッカーフリー)があります。対策の内容によっては、輝度が十分に下げられないとか、輝度を下げると、色調が大きく変化するなどの副作用が生じているモニタもあります。 3D対応 立体映像(3D映像)に対応しているディスプレイです。 フリッカーフリー … Continue reading

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ノートPCだからこそ、”外付け”液晶ディスプレイをフル活用しよう!

Windows 7でデュアルディスプレイがもっと便利に SONY 液晶パネル ディスプレイをデスクトップPCだけで使うのは実にもったいない。ノートPCと接続することで多くのユーザーメリットが生まれ、ノートPCが持つ本来のパワーも引き出せるようになるのだ。 ノートPCの可能性を広げる”外付け”液晶ディスプレイ ノートPCの大半は、便利な「外部ディスプレイ出力」の端子を備えている。これを使えば、ノートPCで再生する映像を家庭の大画面テレビに出力したり、 オフィスならプロジェクターを接続してプレゼンテーションに利用したり、と活用できる。実際にこうした使い方をしたことがあるユーザーは多いはずだ。 しかし日常では、ノートPCだけを使い、外部ディスプレイ出力を利用するケースはそう多くないだろう。 液晶ディスプレイをつなげば、ノートPCをもっと有効に利用できる。写真はソニーのノートPC「VAIO C」(VPCCW28FJ/R)に、 EIZOの23型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2334W-T」をHDMIで接続した例 そこで今回は、家庭やオフィスを問わず、ノートPCと単独のSONY 液晶パネル ディスプレイを常時つないで利用するスタイルを提案したい。 ノートPCは液晶ディスプレイを既に内蔵しているが、ここに単独の液晶ディスプレイを追加して使うことで、さまざまなメリットが生まれるのだ。 ノートPCの使用環境が快適、便利になるだけでなく、新しい用途にも対応できるなど、PCそのものの可能性が広がってくる。 既にデスクトップSONY 液晶パネル ディスプレイをつないでいて、ノートPCとは別に使っているという場合でも、昨今の液晶ディスプレイは2系統以上の映像入力を持っている製品がほとんどなので、映像入力は余りがちだ。 ノートPCの外部ディスプレイ出力、液晶ディスプレイの映像入力と、せっかくの機能を眠らせておくのはもったいないので、有効に活用したい。 もちろん、ノートPCと接続するために、新しい液晶ディスプレイを導入するのもおすすめだ。 ノートPCを大画面・高解像度で使えて利便性がアップ ノートPCと単独の液晶ディスプレイを接続する一番のメリットは、大画面かつ高解像度のデュアルディスプレイ環境が得られることだ。 標準的な据え置き型ノートPCは、本体内蔵の液晶ディスプレイが13型~15型程度のワイドサイズで、解像度が1280×800ドットや1366×768ドットというモデルが多い。 こうした解像度でもWindowsの基本操作は十分行えるが、いうまでもなく、PCの画面は大きくて高解像度のほうがはるかに使いやすい。 ノートPCに最新のワイド液晶ディスプレイを組み合わせれば、大画面・高解像度のデュアルディスプレイ環境を手軽に構築できる。 使い慣れたノートPCはそのままで、画面サイズと解像度を大きく広げられるのは実に快適だ。 特に縦方向の解像度が高くなることで、Webブラウザや文書の表示・編集など、さまざまなアプリケーションが格段に使いやすくなる。 例えば、Webブラウザで調べものをしたり、PDFファイルを参照しながら、ワープロソフトやプレゼンソフトで資料をまとめたり、表計算と文書作成を同時に行ったり、 といった作業がウィンドウの切り替えなしでスムーズに行えるようになるのだ。 また、ノートPC内蔵のSONY 液晶パネル ディスプレイにWebブラウザなどを起動し、外付け液晶ディスプレイの大画面で映像コンテンツを視聴するといった、ぜいたくな”ながら視聴”環境を実現できるのもうれしい。 外付け液晶ディスプレイの大画面でゲームをプレイしながら、その攻略法をWebサイトで調べたり、掲示板に情報を書き込んでほかのユーザーとコミュニケーションしたり、といったホビー用途にも大活躍する。 デュアルディスプレイの広大な作業領域を使えば、複数のアプリケーションを同時に並べてスムーズに利用できる。写真はVAIO Cに、EIZOの24.1型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan SX2462W」を接続した例。ノートPCに内蔵された1366×768ドット表示の14型ワイド液晶ディスプレイに、1920×1200ドット表示の 24.1型ワイド画面が加わることで、一度に豊富な情報を表示できるようになり、作業効率がぐんと高まった 画面が2つあれば、一方に映像コンテンツを全画面表示し、もう一方でPCの作業を行うといった活用も簡単だ。写真はVAIO Cに、EIZOの23型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2334W-T」を接続した例。VAIO CはHDMI出力、EV2334W-TはHDMI入力を備えているので、HDMIケーブル1本で映像と音声を伝送できる。EV2334W-Tの画面解像度はフルHD(1920×1080ドット)なので、HD映像コンテンツとの相性も抜群だ … Continue reading

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TN?VA?IPS?──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう

駆動方式で差が出る視野角と応答速度の特性 SAMSUNG LTN154X3-L01 液晶パネルの駆動方式は、TN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In-Place-Switching)方式の3種類に大別できる。 PC用の液晶ディスプレイでもっとも採用が多いのはTN方式で、VA方式、IPS方式と続く。一概には言えないが、低コストの順にTN方式→VA方式→IPS方式、PCでの静止画表示に利用するなら、 高画質の順にIPS方式→VA方式→TN方式と思ってよい。 液晶パネルのごく基本的な仕組みを説明しておこう。液晶パネルは米粒のような形をした液晶分子に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて光の量を制御している。 ここでいう光の量とは、バックライトの光が液晶分子を超えて画面に届く量だ。バックライトの光が液晶分子ですべて遮断されれば、画面は「黒」になる。 逆に、すべて通過すれば画面は「白」だ(実際は光の漏れや拡散が生じるため、100%の遮断や通過はあり得ない)。この原理は、どの駆動方式でも共通だ。 TN方式、VA方式、IPS方式という駆動方式によって異なるのは、液晶分子の配置方法と、電圧による液晶分子の動かし方だ。駆動方式の違いが大きく影響するのは、視野角と応答速度の特性である。 この2点を中心に、まずは現在の主流であるTN方式を述べてから、TN方式と比較するかたちでVA方式とIPS方式について解説していこう。 TN方式の仕組みと特徴 図1は、TN方式の液晶分子配列を簡単に模式化したものだ。電圧がOFFのとき[(C)]は液晶分子が水平に並び、バックライトの光を通過させて画面が「白」になる。 この状態で徐々に電圧をかけていくと、液晶分子が垂直に立ち上がっていき、最大電圧になったとき[(A)]にバックライトの光を遮って画面が「黒」になる。 感覚的には、液晶分子が水平のとき(電圧オフのとき)にバックライト光を遮断するように思えるが、SAMSUNG LTN154X3-L01 液晶パネル分子を挟む偏光板と液晶分子の「ねじれ」(90度)によって、上記のような光の経路となる。 図1:TN方式の液晶分子配列の模式図。(A)が最大電圧、(C)が電圧OFF TN方式のメリットは駆動電圧とコストが低いこと、デメリットは視野角による色変化や輝度変化が大きいことだ。 視野角については、図1の(B)を見ると分かりやすい。液晶分子の角度でバックライト光量を調整しているため、(B)のように画面を見る角度によって透過してくる光量が異なってくるからである。 つまり、色を重視する用途には向かないということだ。 もう1つ、TN方式の応答速度は、一般的に立ち上がり(黒→白)が遅く、立ち下がり(白→黒)が速い。さらに、立ち上がり/立ち下がりと比較して、中間調の応答速度が急激に低下するという傾向もある。 このため最近では、中間調の応答速度を改善するオーバードライブを搭載することで、動画の表示品質を高めた製品も増えている。 VA方式の仕組みと特徴 VA方式の液晶分子配列は、図2の通りだ。電圧がOFFのとき[(A)]は液晶分子が垂直、最大電圧のとき[(C)]は水平に並ぶ。画面の状態は、電圧OFFが「黒」、最大電圧が「白」だ。 図2:VA方式(マルチドメイン)の液晶分子配列の模式図。(A)が電圧OFF、(C)が最大電圧 VA方式の大きな特徴は、電圧OFFのときはバックライト光が液晶分子の影響を受けず、偏光板でほぼ完全に遮断されることだ。つまり、かなり純粋な「黒」を表現でき、コントラスト比を高くしやすい。 一方、視野角による輝度変化と色変化は、TN方式と同様の弱点を抱える。液晶分子の角度でバックライト光量を制御するため、見る角度によって透過してくる光量が違ってしまうからである。 応答速度も、TN方式と同じ傾向だ。立ち上がり(黒→白)は遅いが、立ち下がり(白→黒)は速く、中間調では立ち上がり以上に遅くなる。 VA方式の液晶ディスプレイでも、オーバードライブ搭載で中間調の応答速度を高めた製品が登場している。 VA方式のSAMSUNG LTN154X3-L01 液晶パネルでは、視野角特性を改善するために、液晶分子の「配向分割技術」(マルチドメイン)を組み合わせたものが多い。 マルチドメインでは、液晶分子が垂直−水平を行き来する際に傾く方向を、範囲によって正反対にしている。簡単にいうと、範囲Aでは液晶分子が右に傾き、範囲Bでは左に傾くといった感じだ。 それぞれの範囲内だけを見ればTN方式と同じ視野角特性が存在するが、画面全体の光量を平均化することで、視野角による色変化を大幅に抑制できる。 IPS方式の仕組みと特徴 一方、図3のIPS方式では、水平に寝かせた液晶分子を横方向に回転させることでバックライト光量を制御する。液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないため、視野角による輝度変化/色変化が少ないのが特徴だ。 図3:IPS方式の液晶分子配列の模式図。(A)が電圧OFF、(C)が最大電圧 … Continue reading

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スペック表記に潜む落とし穴──応答速度の虚像と実像

液晶ディスプレイにおける応答速度の意味 SAMSUNG LTM190M2-L31 液晶パネルディスプレイの応答速度とは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間だ。 単位には「ms」(ミリ秒、1msは1秒の1000分の1秒)が使われる。応答速度が「12ms」の液晶ディスプレイは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに12msの時間がかかるということだ。 単位から見れば「応答時間」と呼ぶほうが正しいのだが、現在は応答速度という呼称が定着している。ちなみに「速度」は、単位時間あたりの変動量を表す。身近なところでは、自動車の速度が分かりやすい。 60km/hだとすると、1時間(単位時間)あたり60km(変動量)進むという意味である。 応答速度が高速なSAMSUNG LTM190M2-L31 液晶パネルディスプレイは、画面の切り替わりが速い描画、すなわち動画やゲームに有利だ。 応答速度が低速だと、画面の「色」の切り替わりが遅いため、画面内で何らかの物体が動くときに、その物体の残像感やぼんやり感となって現れる。 応答速度が高速だと、物体の動きが速い動画やゲームでも、くっきりシャープに感じられるというわけだ。 応答速度が高速な液晶ディスプレイ(上)と低速な液晶ディスプレイ(下)の見え方のイメージ例。 高速な液晶ディスプレイだとくっきり見える物体でも、低速な液晶ディスプレイだと周囲に残像が現れてぼんやりしてしまうこともある スペック表記に潜む落とし穴 最近はPCで動画を見る機会が増えていることから(もちろんゲームも)、高速応答の液晶ディスプレイが好まれている。少し前は「25ms」程度の製品がほとんどだったが、 「16ms」の製品が登場した頃から一気にヒートアップした。最新の製品では、「8ms」という速さを実現したモデルも増えている。 先述したように、SAMSUNG LTM190M2-L31 液晶パネルディスプレイのスペックにおける応答速度の数字は、画面の色が「黒→白→黒」と変わるときの時間だ。 しかし実際の動画やゲームの画面では、「黒」や「白」以外の色が大部分を占める。現在の液晶ディスプレイのスペック表記では、「黒→白→黒」以外の応答速度はまったく考慮されていないのが実状なのである。 さらに、「黒→白→黒」の応答速度が高速だったとしても、それ以外の色の応答速度も高速であるとは限らない。 単純にスペックの数字だけで選ぶと、買ってから「思ったよりくっきり表示されないのはなぜ?」となってしまう可能性も否定できないのだ。 一般的に、「黒→白→黒」は応答速度をもっとも高めやすい色の変化だ。それに対して、中間階調である「グレーからグレー」の色変化では、応答速度は遅くなる。 技術的な話になるが、SAMSUNG LTM190M2-L31 液晶パネルディスプレイの階調は、内部の液晶分子に電圧をかけ、液晶分子の「向き」を変化させることで表現している。 「黒→白→ 黒」の色変化は、駆動電圧を最低から最高まで一気に変化させるので、液晶分子の向きが高速に整う。それに対し中間階調の「グレーからグレー」の場合は、電圧変化が小さくなるため、液晶分子がゆっくりと向きを変える。 つまり、最初の色から目的の色に変わるまでの時間が長くなるのだ(応答速度が低速になる)。 イメージとしては、オーディオ機器のボリュームつまみを思い浮かべてほしい。最小ボリューム(0)から最大ボリューム(100)に変えるには、何も考えずにつまみを目一杯回転させればよい。 しかし、例えばボリューム「15」からボリューム「57」に変えるときは、つまみをある程度ゆっくり回さないと数字をぴったり合わせられないだろう(指先の感覚的な慣れは除く)。 液晶ディスプレイの階調と応答速度の関係も、これと似たようなものと言える。 また、中間階調の応答速度は、液晶ディスプレイの駆動方式によっても大きく異なる。 駆動方式の詳細は省くが、現在の主流はTN系で、VA系、 IPS系と続く。基本的には製造コストが安い順と考えてよく、また、「黒→白→黒」の応答速度をもっとも高くしやすいのもTN系だ。 その反面、TN系の応答速度は、中間階調だと急激に遅くなる。「黒→白→黒」では10ms前後の応答速度でも、中間階調では数十msまで落ち込むことも珍しくない。 現在市場に出回っている液晶ディスプレイ製品は大部分がTN系だが、カタログやWebサイトではこうした応答速度の特性に触れず、「黒 →白→黒」の数字のみ強調されているのが問題なのである。 VA系の応答速度も、TN系と同じ傾向がある。IPS系は階調全域で応答速度のバラつきが小さいという特徴を持つが、応答速度そのものを高速化しにくいのが弱点だ。 … Continue reading

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輝度とコントラスト比は高いほど良いのか?

輝度とコントラスト比の意味 はじめに「輝度」と「コントラスト比」の意味を簡単にまとめておく。 輝度は画面の明るさで、単位は「cd/m2」(カンデラ 毎 平方メートル)だ。数字が大きいほど画面が明るいと考えておけばよい。 コントラスト比は、画面内の「白(最大輝度)」と「黒(最小輝度)」の輝度比だ。表記は「500:1」などとなり、左側の「500」が白、右側の「1」が黒を示す。 ここで注意したいのは、コントラスト比はあくまで「比率」であることだ。最大輝度を高くしても、最小輝度を低くしても、コントラスト比は向上する。 例えば、最大輝度が500cd/m2で最小輝度が1cd/m2の場合と、最大輝度が250cd/m2で最小輝度が0.5cd/m2の場合、両方ともコントラスト比は「500:1」となる。 ただし、画質面でどちらが有利であるとは一概には言えない。環境光や用途、好みで変わるからだ。 なお、SAMSUNG LTM220M1-L01 液晶パネルディスプレイの輝度とコントラスト比を決める要素としては、バックライトとその配置方法や、駆動方式(TN系/VA系/IPS系)、 RGBカラーフィルタ、偏光フィルタなどがある。 ただし、製品を選ぶときに考慮できるのは駆動方式くらいで、現在はTN系がもっとも多く、次にVA系、 IPS系となっている。駆動方式の詳細は省くが、構造的にコントラスト比を高くしやすいのは、VA系、TN系、IPS系の順である。 輝度とコントラスト比は高いほど良い? では、輝度とコントラスト比は高ければ高いほど良いのだろうか。 まず輝度についてだが、高ければ良いとは限らない。輝度の高低が画面の見やすさに影響するのは事実だが、画面の見やすさは輝度以外にも、人間の目から画面までの距離、視力、環境光(周辺の明るさ)にも左右される。 高輝度の長所のひとつは、明るい室内でも、遠くの位置から画面の文字やアイコンをしっかり視認できる点である。だが、PC用の液晶ディスプレイの場合は、目から画面までの距離は一般的に50センチ前後。 これくらいの距離では、ビジネスアプリケーションでも動画/静止画でも、それほどの輝度は必要なく、SAMSUNG LTM220M1-L01 液晶パネルディスプレイを最大輝度にすると、明るすぎて目の負担が大きくなる。このため、普段は輝度を低くして使っている人も多い。 ちなみに、TCO’03規格における要求輝度は150cd/m2、液晶ディスプレイのエルゴノミック基準を定めたISO13406規格では最低35cd/m2、明るい環境では100cd/m2以上が推奨されている。 sRGBの規定でも、CRTディスプレイの輝度は80cd/m2で、液晶ディスプレイもこの基準に沿っている(sRGBでは液晶ディスプレイの明確な輝度は定められていない)。 一昔前の高級17インチCRTディスプレイの輝度が100~120cd/m2程度であったことを考えると、現在の液晶ディスプレイがいかに高輝度であるかがわかるだろう。 最近は高輝度を謳った液晶ディスプレイも増えているが、これは液晶テレビの影響が大きい。液晶テレビにはリビングなど比較的明るい場所での視認性が求められるため、高い輝度が必要だからだ。 液晶テレビの場合、500cd/m2クラスの輝度を持った製品が多い。 PC用の液晶ディスプレイでも高輝度だと動画がきれいと言われるが、先述したように環境光と画面までの距離でかなり違ってくる。 家庭の一般的な蛍光灯の下で、画面までの距離が50センチ前後なら、最大輝度は250~300cd/m2もあれば十分だろう。 続いてコントラスト比だが、基本的には高い方が良い。コントラスト比が高いと画面にメリハリがつき、くっきりはっきりした画質になる。一般的な SAMSUNG LTM220M1-L01 液晶パネルディスプレイでは、高いコントラスト比のデメリットは特にない。 ただ、ユーザーの視覚的な問題として、コントラスト比が高いと画面がギラギラしたように感じて好きになれないという人もいるだろう。 1000:1のコントラスト比を備え、引き締まった黒と深みのある色を表示できるナナオの17インチ液晶ディスプレイ「FlexScan S170」 輝度/コントラスト比と色の階調性は関連性があるのか 輝度とコントラスト比が色の階調性に与える影響は、製品によって異なる。 輝度から述べると、液晶ディスプレイ内部のガンマカーブがしっかり調整された製品であれば、輝度を変更しても階調は保たれる。 一方、ガンマカーブがきちんと調整されていない低品質な製品の場合は、一部の階調が薄く紫を帯びたり、青めになってしまう。 … Continue reading

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光沢液晶 vs. ノングレア液晶──それぞれのメリット/デメリットを理解しよう

液晶ディスプレイを購入しようと思ったとき、どんなところをチェックするだろうか。画質、スペック、デザイン、価格……。 比較すべきポイントはたくさんある。せっかく単独の製品を買うのだから、スペック数値だけでなく、実用面も十分考慮して選びたいところだ。 今回から数回にわたって、SAMSUNG LTN141XB-L04 液晶パネルディスプレイの賢い選び方を解説していく。 光沢液晶とノングレア液晶のメリット/デメリット ここでいう「光沢液晶」と「ノングレア液晶」とは、液晶画面の表面処理を指す。 これまで液晶ディスプレイといえばノングレア液晶だったが、ここ最近、メーカー製PC(デスクトップPCと液晶ディスプレイのセットモデル、及びノートPCの液晶ディスプレイ)を中心に光沢液晶が急増している。メーカー製PCにいたっては、個人向けモデルの大部分が光沢液晶だ。単独製品ではまだノングレア液晶が多いものの、光沢液晶の割合も徐々に増加中だ。 光沢液晶とノングレア液晶の大きな違いは、画面の見え方に集約される。 光沢液晶の特徴は、画面がツヤツヤピカピカであることだ。画面の色が鮮やかで、黒が引き締まってコントラストが高い。静止画や映像がとてもキレイに見えるのがメリットで、メーカー製PCで広く採用されているのもうなずける。 その一方で、外光の映り込みが大きいというデメリットもある。自分の姿や背景が画面にはっきりと映り、蛍光灯などの光もそれなりに強く反射する。程度の差はあるが、目が疲れやすいのは確かで、映り込みが気になって画面に集中できないという声も聞こえてくる。 また、画面の表面にキズがつきやすいため、掃除にも注意が必要だ。画面を一拭きするとき、キズに気を付けるのはもちろん、化学クリーナーを使うと画面の表面が変質する危険性もある。 光沢液晶の画面の見え方。色が鮮やかで黒が引き締まって見えるが(左)、蛍光灯などの外光が強く映り込んでしまう(右) 注) ナナオ製ディスプレイに光沢処理を施した同社製液晶保護パネルを装着し、光沢SAMSUNG LTN141XB-L04 液晶パネルの画面の見え方を擬似的に再現しています。 対してノングレア液晶のメリットは、外光の映り込みが少なく、長時間の使用でも目への負担が軽いことだ。一般的なオフィスや官公庁、教育現場などではノングレア液晶が圧倒的に多い。 画面の表面もキズがつきにくく、柔らかい布なら少し強めに拭いても大丈夫だ(微細な繊維で作られた無薬品のOAクリーナーが効果的)。 一方、ノングレア液晶のデメリットは、光沢液晶に比べて静止画や映像の発色が地味なことと、画面がやや白っぽく見える場合があることだ。 特に後者は、発色の鮮やかさや見かけ上のコントラストを落とす原因でもあり、画質面で「ノングレア液晶<光沢液晶」というイメージを抱かせる要因になっている。 ノングレア液晶の画面の見え方。上の光沢液晶と同じ条件で撮影しているが、蛍光灯の映り込みはない(右)。ただし、蛍光灯の位置がやや白っぽくなっている 光沢液晶とノングレア液晶の仕組み ここからは、少し技術的な仕組みと「色」の話をしていこう。仕組みを知ることで、先述してきたメリットとデメリットをよりよく理解できるはずだ。 光沢液晶か、ノングレア液晶かを問わず、液晶パネルの表面には偏光フィルタが配置されている。この偏光フィルタの表面処理を「グレア(glare:ぎらぎらする光)」にすれば光沢液晶、 「ノングレア(non-glare)」にすればノングレア液晶となる。 グレアとノングレアの違いは、先にノングレアを知るほうが理解しやすい。ノングレアは、偏光フィルタの表面を微細な凹凸に加工している。 凹凸の具合で画面の見え方が違ってくるので、デバイスメーカーの重要なノウハウとなっている部分だ。 ノングレアSAMSUNG LTN141XB-L04 液晶パネルの表面に当たる外光は、表面の凹凸で乱反射(拡散)するため、ユーザーの目に届きにくくなって映り込みが少なく見える。 その反面、液晶パネルのバックライトからの光も、画面表面の凹凸でわずかに乱反射してしまう。このため、外光の乱反射に加え、液晶パネルからの光がユーザーの目に届く前に拡散するため、「黒」が多少なりとも明るくなり、シャドウの浮き上がりや画面の白っぽさにつながるわけだ。 ノングレア液晶の表面構造。表面が凹凸しているため映り込みが少なくなるが、外光及び液晶パネルの光の乱反射により、画面が白っぽくなってしまう ただし、最近のノングレア液晶は、SAMSUNG LTN141XB-L04 液晶パネルのRGBフィルタやシャッタ開口率などの改善によって、引き締まった黒の表現と全体的な白っぽさの抑制がかなり進んでいる。 偏光フィルタのグレア処理(光沢液晶)は、表面がノングレア液晶のような凹凸ではなく、平滑になっている。液晶パネルのバックライトからの光が忠実に通り抜けてユーザーの目に届くため、 コントラストの向上と発色の鮮やかさを生み出しているわけだ。しかし、偏光フィルタの表面で外光もきれいに反射するため、それが映り込みとなって現れる。 光沢液晶でも、外光反射を低減するARコートという工夫が施されている。ARコートは、特定の波長を吸収することで外光の反射を減らす。 吸収する波長の範囲を広げれば(多層ARコート)それだけ外光反射を抑制できるが、コスト高と輝度低下につながってしまう。この当たりのさじ加減も、ノングレア処理の凹凸と同じように、デバイスメーカーの重要なノウハウだ。 … Continue reading

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ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる方法

バッテリーは、適切に扱わないと早く消耗する ノートdell inspiron 1545 バッテリーのバッテリーには、よくリチウムイオンバッテリーが採用されていますが、このタイプのバッテリーは重量が軽くて長時間駆動に優れています。なので、ノートパソコンを頻繁に外出先に持ち運んで使う方は、必ず選んでおきたいところです。 しかし、この優れたリチウムイオンdell inspiron 1545 バッテリーが搭載されたノートパソコンを選んだ後も安心はできません。バッテリーは消耗品ですので、使い方次第では、すぐに寿命を迎えてしまいます。昔と違い、性能等の進化によりパソコンのライフサイクルは長くなりましたので、できるだけバッテリーは長持ちさせたいところです。 また、バッテリーを買い換える手段もありますが、バッテリーの価格は結構高く、あまり流通していないものなので、入手が難しい場合も珍しくありません。 バッテリー自体も進化してますので、昔と比べたらその寿命は長くなっていますが、適切な保存の仕方を怠ると、大幅に劣化が進んで使い物にならなくなってしまうケースもありますので、バッテリーとの上手い付き合い方を今一度確認しておきたいです。 バッテリーの優しい扱い方 室内でノートパソコンを使用するときは、dell inspiron 1545 バッテリーを装着したまま、コンセントに接続して使う機会が多いと思いますが、この使い方だと、常にフル充電の状態です。実は、バッテリーを長期間フル充電のままにしておくのはバッテリーにとって良くありません。また、フル充電に近い状態で充電を行うのも良くないです。 よって、長期間バッテリー駆動させないときは、バッテリーを取り外しておくのがおすすめです。たいていのノートパソコンは、バッテリーを取り外した状態でも、コンセントとつながっていれば使用可能です。また、バッテリーの充電を行うときは、フル充電に近い状態から充電するのも避けましょう。大体容量が半分程度になってから充電するのが良いです。容量が空になってから充電を行っても、特にメリットはありません。 ところで、dell inspiron 1545 バッテリーを取り外すことにした場合、外したバッテリーはどのように保管したら良いのでしょうか。バッテリーの容量を使い切った状態で保管するのが良いのではと思われるかもしれませんが、実はこの状態にし続けるのもバッテリーにとって良くありません 結論を言えば、約半分の容量にした状態で保管するのが望ましいです。また、バッテリーは、高温多湿の所に置いておくと劣化しやすいので、低温で湿度が低い環境に保管しておくのが望ましいです。また、バッテリーをショートさせると危険ですので、袋や箱に入れて、バッテリーの金属端子に何も触れさせないようにしておくことも重要です。 このように理想的な環境で保管しても、dell inspiron 1545 バッテリーは自然放電するため、定期的に充電を行う必要があります。バッテリーの種類によりますが、上記の通り理想的な環境で保管しておけば、約半年程度はそのままにしておいて大丈夫です。半年経過してからバッテリーの残り容量を確認し、さらに保管を続けるのであれば、また半分程度の容量になるまで充電すると良いです。 また、dell inspiron 1545 バッテリーは種類によって理想的な使い方等が異なりますので、ノートパソコンを購入したら付属のマニュアル等にバッテリーの保管方法等の説明がないか探してみてください。もしあれば、それに沿った扱い方をするのがベストです。

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バッテリー – ノートパソコンの選び方

バッテリーの選び方 外出先で使用するなら長時間バッテリーは必須 自宅など、電源コンセントがある環境でノートdell inspiron バッテリー使用するなら、バッテリー駆動時間について気にする必要はありませんが、電源コンセントがない外出先でノートパソコンを使用する場合、バッテリー駆動時間が重要になってきます。 バッテリー駆動時間が短いと、短時間でバッテリー切れが起こり、ノートパソコンが使えなくなってしまいます。 予備のdell inspiron バッテリーを用意する手段がありますが、荷物が増えてしまう、バッテリーを充電する手間が増える事も考えて、長時間駆動するバッテリーが内蔵されたノートパソコンを選ぶのが望ましいです。 バッテリーの寿命を考えて選ぶ dell inspiron バッテリーは、使い方にもよりますが数年で寿命が来てしまう事も珍しくなく、ノートパソコンを使っていると一番はじめに使い物にならなくなってくる PC パーツであると言えるくらいです。 携帯電話やデジタルカメラ、ポータブルオーディオなどを頻繁に使っている方は、バッテリーの寿命を経験した事があると思いますが、バッテリーの寿命が来ると、フル充電しても最悪数分でバッテリーが空になってしまいます。そこまでひどくならなくても、バッテリー駆動時間が初期の半分程度まで落ち込む事があります。 バッテリーを新規に買えば済む話ですが、バッテリーはなかなか簡単に買えるものではなく、モデルによっては入手が困難な場合もあります。 また、dell inspiron バッテリー駆動時間は、充電を繰り返すたびに消耗し、その駆動時間が減ってくるものです。よって、バッテリー駆動でノートパソコンを長時間使用する方は、なるべくバッテリー駆動時間が長いモデルを選ぶのが無難です。バッテリー駆動時間が長ければ、 多少初期の駆動時間よりも落ち込んでも、使い続ける事ができます。 スペックに表記されている稼動時間を当てにしない 最近のノートパソコンのバッテリー駆動時間は、短くても2~3時間あり、これでも十分と思われるかもしれませんが、まずスペックに表記されている駆動時間は、あまり当てにならないと見ておくのが無難です。その理由の一つは、ノートパソコンの製造メーカーが、バッテリー駆動時間を測定したときのノートパソコンの使い方と、私たちの使い方が一致しないからです。 少なくとも、通常のノートパソコンの使用方法は、バッテリー駆動時間の測定時よりも電力を消費するものであり、スペックに表記されているバッテリー駆動時間よりも、短いのが一般的です。よって、ノートパソコンのバッテリー駆動時間を重視して選ぶときは、自分にとって実際必要なバッテリー駆動時間よりも、多いバッテリー駆動時間となっているモデルを選ぶ必要があります。 目安として、実際に使用した場合のdell inspiron バッテリー駆動時間は、スペックに表記されているバッテリー駆動時間の半分と見積もっておけば十分です。ただし、これは大雑把な見積もりです。この見積もりに当てはまるモデルもあれば、省エネ技術に優れたモデルだと、しっかりとスペックの表記に近いバッテリー駆動時間となる場合もあります。 安いモデルは、バッテリー駆動時間に注意 全ての安いモデルに当てはまる事ではありませんが、比較的スペックの割りに価格が安いノートパソコンは、バッテリー駆動時間が短い事が多いです。その理由は、恐らくバッテリーにかかるコストを下げて、全体価格の値下げをしてるからと考えられます。やはり長時間駆動し、寿命が長いバッテリーの価格は、それなりにするものです。 また、安価なノートパソコンのスペックを見ると、バッテリー駆動時間が表記さえされていない事もあります。実際に使用してみないとわかりませんが、このような場合も、バッテリーの駆動時間が長いものではない可能性が高いです。 dell inspiron バッテリー駆動時間の比較の仕方 バッテリー駆動時間は、測定方法によって異なる バッテリー駆動時間を比較して選ぶ場合は、仕様に記載してあるバッテリー駆動時間だけでなく、そのバッテリー駆動時間はどのように測定されたかも見ておく必要があります。なぜなら、測定方法によってバッテリー駆動時間が異なるため、バッテリー駆動時間だけでは公平に比較できないからです。 また、測定方法によって仕様上のバッテリー駆動時間が異なれば、実用上のバッテリー駆動時間も異なってきます。実用とは遠い測定方法だと、仕様上のバッテリー駆動時間は長くなりやすく実用上とは大きく異なってきますが、実用に近い測定方法だと、仕様上のdell inspiron バッテリー駆動時間は短くなりやすいですが実用上と近くなってきます。 例えば、ノートパソコンのモデルAとモデルBを比較し、以下のような条件だと仕様上はモデルAの方がバッテリー駆動時間が長いですが、実用上はモデルBの方が長くなります。 モデルA … Continue reading

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ノートPCのバッテリーが長持ちしないと感じたなら定期的にキャリブレーション

バッテリーを長持ちさせるためには、dell m1330 バッテリーを使い切らないうちに、こまめに充電すると良い。これは皆さんもご存じかと思います。もうひとつ、時々バッテリーをキャリブレーションすることも大切です。キャリブレーションしないと、バッテリー残量が正確に表示されなくなってしまうからです。 半分残っていたはずのdell m1330 バッテリーが、あっという間にほぼ空になってしまった経験はありませんか? あるいは、充電器につないで、100%になったところで外したはずなのに、実は95%しか充電できていなかった、なんてことは? そんな経験がある方は、お使いの携帯電話やノートパソコンのdell m1330 バッテリーの残量が、正しく表示されていない可能性があります。これはつまり、きちんとキャリブレーションされていないということです。ウェブサイト「How-To Geek」のChris Hoffman氏によれば、こまめな充電は大切ですが、適切なキャリブレーションも大事です。 バッテリーにどれだけ気を使っていても、通常の使用や経年劣化、熱などの避けがたい要因により、バッテリー容量は減っていきます。時々バッテリーを残量100%から0%まで使わないと、残量表示が不正確になります。メーカーは通常、2~3カ月ごとのキャリブレーションを推奨しています。これにより、バッテリーの残量表示を正確に保つことができます。 実際には、ノートパソコンのdell m1330 バッテリー残量表示の精度をあまり気にしないのであれば、それほど頻繁にキャリブレーションする必要はないかもしれません。ですが、定期的にキャリブレーションしておかないと、そのうちノートパソコンの使用中に、なんの前触れもなく電源が落ちる可能性があります。もしそうなった場合は、まちがいなくバッテリーをキャリブレーションするべき時が来ています。 おすすめしたいのは、定期的なパソコンのクリーニングの際に、一緒にキャリブレーションもしてしまうことです。たとえば、「毎年春になったら」とか、半年に1度くらいで良いでしょう。 キャリブレーションのやり方 ノートdell m1330 バッテリーのバッテリーのキャリブレーションは、難しいことではありません。基本的には、いったんバッテリーを完全に放電してから、またフル充電するだけです。 キャリブレーションのためのユーティリティを提供しているパソコンメーカーもあります。手動でキャリブレーションしたい場合は、以下のリンクで方法が説明されていますので、全文を読んでみてください。

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