iPadとノートが同時充電できる12000mAhモバイルバッテリー

ASCII.jpを閲覧しているIT大好きな読者のなかには、ケータイを2台持ちしたり、タブレットデバイスに音楽プレイヤー、ノートPCも持ち歩く猛者もいることだろう。共通して抱えている問題としてあるのは、バッテリー残量じゃないかと思う。

というわけで、今回はパワフルなモバイルバッテリーを紹介しよう。サンコーレアモノショップから発売中の「ノートPC用19V出力大容量バッテリー」だ。相変わらず、ストレートな製品名だが、あまり見ない19V出力に対応し、ソーラーでの充電もできる12000mAhのモバイルバッテリーである。変換プラグも盛りだくさんなので、ノートPCだけでなく、スマホもゲーム機の充電も安心だ!!

12000mAhだけど
充電時間は約3時間

「ノートPC用19V出力大容量バッテリー」は黒いボディで、正面には大きくソーラーパネルが配置されているビジュアルが印象的だ。先に補助的な充電用途になるであろうソーラーパネルのスペックを紹介しておくと、パネルサイズ縦115mm×横75mmで、発電量1.41W。パネル面積がある分、発電量はあるのだが、バッテリー容量が12000mAhなのでアウトドアのときなど、少しでも充電しておきたい用といったところだろう。なお、本体の充電は付属のACアダプターで行なう。充電時間は約3時間と短く、さすがデジタルガジェット民が愛用するお店だけあり、充電時間の重要性をよくわかっている。ステキ。

パッケージは海外テイスト溢れる

サイズはバッテリー容量12000mAhのイメージどおり大きい。幅167mm×奥行き95mm×高さ26.5mm、重量426g。7インチのタブレットデバイスをイメージしてもらうと、大きさがわかりやすいだろう。ただサイズの割に重量は500gを切っているため、持ち運び時の問題点は収納スペースだけと思っていい。

本体正面。ネルサイズ縦115mm×横75mmのソーラーパネル、LED・バッテリー残量チェックスイッチ、バッテリー残量表示用LEDがある 本体上部。左から19V出力、5~16V出力、ソーラーインプット、LEDライト。また充電中やACアダプター使用中のLEDもあり、親切設計

本体にはバッテリー残量を25%、50%、75%、100%で示すLEDやソーラー充電中であることを示すLED、出力(5V、9V、12V、16V)を示すLEDを搭載。また緊急時に対応するべく、LEDライトも搭載している。

本体左側面。長押しで開始する充電スイッチと出力を示すLEDがある。19Vの場合は5Vが点灯するのみ 本体右側面。ACアダプターソケットがある

背面は面白い形状をしている。マット処理されているため滑りにくいのがうれしい。また下部のスピーカーらしき部分は、説明書にある蚊よけ機能のものと思われるが、使用不可能な状態で発売されている iPhone 4Sとのサイズ比較をしてみた

付属品には充電用ACアダプターのほかに、充電用変換プラグも用意されている。ノートPC用17種だけではなく、フィーチャーフォン向けや各種USB、ゲーム機用までと幅広い。ノート用という製品名だが、実際にはスマホやゲーム機までもOKな優れたバッテリーなのだ。なおPS Vitaには非対応だが、USB端子タイプの変換プラグもあるため、サードパーティー製充電ケーブルの登場を待ちたい。

大量に付属されている変換プラグ。ノート用17種で大半のメーカーに対応している。またフィーチャーフォン用、microUSB、PSP用などの7種類も同梱 ACアダプターは意外と小型タイプ。本体のバッテリー容量12000mAhなので持ち歩くケースはまずないだろう

気になる出力は、2A(5V)、3A(9V/12V)、4A(16V/19V)という構成。カタログスペックを見る限りは、まず充電には困らないし、スマホも急速充電可能とおいしい。気になるのは複数デバイスの充電に耐えきるかどうか。それは次のページでチェックしていこう。

バッテリー残量は、25%、50%、75%、100%でわかる LEDライトはおまけに近いくらいの明るさ

ノートPCとiPadの同時充電も可能

さて、充電チェックはもちろん実機での嫌がらせ構成で行ないたい。まず、19Vを要求するノートは「LaVie L PC-LL590CE」が手元にあったので採用。Turion64を搭載するかわいいノートだ。スマホからiPhone 4S、タブレットはiPad。国内の充電事情からするとiPadが充電できれば大半の端末はOKといえる。ケーブルの質などの影響もあるが、普段使用しているケーブルの利用もできるため、その点はフォローが効くだろう。

まずは1デバイスずつでの充電チェック。カタログスペックどおり、LaVie L PC-LL590CE、iPhone 4S、iPadともに問題なく充電できた。よく見てみると、出力は19Vと5~16Vに分かれている。同時充電できればナイスすぎると思い試してみたところ、ノートPCを充電しながらiPadも充電という素晴らしい結果になった。しかも、19V側は出力4Aもあるため、充電がすこぶる速い。短時間の撮影中に、バッテリー残量が4%上昇していたほどだ。

まずはiPhone 4Sの充電。付属のケーブルを利用。写真のとおりちゃんと充電が開始された 次はiPad。スリープ状態でなくても充電が行なわれていた

「LaVie L PC-LL590CE」をシャットダウン状態でチェック。充電中のLEDが点灯した 起動中はどうだろうと試してみたところ、なんら問題なく充電が継続。バッテリー残量は順調に増えていった

「LaVie L PC-LL590CE」起動中でも充電できたので、iPhone 4Sとの同時充電も試してみたところ、シャットダウン時・起動時ともに同時充電が行なえた iPadとの同時充電もOK!

取材で愛用しているVAIO Z VGN-Z70Bでもチェック。こちらも19.5Vを要求するタイプだが、充電が開始された

ソーラーは室内でも機能する

補助的な存在であるソーラーパネルだが、面積の広さだけでなくパネル自体の質も高いようで、蛍光灯やハロゲンなどでも充電ランプが点灯した。もちろん、太陽光がベストだろうが、オフィスや自室などでちょっとずつ充電できるのはうれしい。ソーラーパネルオンリーだと充電に何十時間かかるか、天候もあって計測できなかったが、すでに述べたとおり、基本は付属ACアダプターでの充電で、ソーラーは緊急時用と割り切っておくといい。

撮影中時点から本体正面のソーラーパネルで充電中を示すLEDが点灯していた。写真はハロゲンライト。蛍光灯の下でもランプが点灯したので、ほとんどのところで充電できるだろう

「ノートPC用19V出力大容量バッテリー」×バッテリーの直付け充電に対応した「UBSなんでもチャージャーmini DX」でデジタルカメラ用バッテリーを充電しているところ

ノートPCを持ち歩かない人でもオススメ!

「ノートPC用19V出力大容量バッテリー」は、12000mAhの大容量バッテリーだけでなく、出力もあり、ノートPCを充電しながらiPadも充電できるという化け物ということがよくわかっただろう。撮影中に「やだ、これ超欲しい!」となった製品はだいぶ久しぶりな気がする。ノートPCを持ち運ばないユーザーでも、安定した出力と大容量バッテリーの恩恵は十二分にあるので、大容量バッテリーで安定したガジェットライフを満喫したい人は、「ノートPC用19V出力大容量バッテリー」をチェックしてもらいたい。

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