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dynabook TX/66FBL 分解(PATX66FLPBL)

今回のマシンはTX/66FBLです。がメインマシンで使用していましたが、事情により、分解することになりました。ご存じのとおり、Windows Vista からWindows XPに変更して格段にパフォーマンスが上がりました。Vistaの時はとてもT8100を搭載しているマシンとは思えないくらい、パフォーマンスが悪かったです。キータッチや液晶の明るさ等、抜群なマシンなので、XPに変更することでお気に入りのマシンになりました。そのマシンを一度分解し、メンテナンスしてみます。 ※私のマシンになりますが、XPへ変更した実績がありますので興味のある方はこちらを参考にしてください。 モデル:TX/66FBL 型番:PATX66FLPBL キーボード固定のカバーを外します。 キーボードの取り外しはこちらを参照ください。 キーボードが外れます。直ぐ下に無線LANカードが取り付けられています。 キーボード型番:6037B0030501 mini-pciの無線カードのアンテナを外します。 無線LANカード:G86C0003R210 DVDマルチドライブを外す為にメモリカード横のネジを外します。 ドライブが外れます。 型番:UJ-850 次にカバーを外す為、裏面のネジを全て外します。 バッテリーも外します。 全てのネジを外します。 右の空ベイは何?・・これはHDDもしくはSSDを搭載しているカスタマイズモデル(海外)で使用しています。 HDD部分のネジも忘れないように外します。 キーボードベゼルが外れます。 上部のフレームが外れます。 マザーボード固定ネジを外すとボードが取れます。 マザーボードを取りだします。。 T31系のマザーボードと比較した場合、LANコネクター部だけ違って他はほとんど同じでした。 次に目隠しシールを外します。 フレームを少しだけ緩めてください。(割れますので慎重にしてください) 本体と液晶部分を固定しているネジを外します。 本体と液晶部分が離れます。 液晶フレームを外します。 パネルと天板を固定しているネジを外します。 ヒンジ接合部分はこのようになっています。 型番:L154WX4 光沢液晶 構造的には非常にシンプルに作られています。T31系とほぼ同じ作りになっています。液晶もT31と同じ液晶を使用しており、バックライトも非常に明るい液晶でした。 またしても、分解してしまった。。。とほほ

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液晶パネルの交換

 息子がやってくれました。ケーブルを引っかけて机の上から落としたそうです。写真のようにノートPC(ソニー VAIO PCG-QR1E/BP)の液晶が見るも無惨な姿に・・・。外部モニタを繋いでみると、ちゃんと写るので液晶パネル以外は正常のようです。でも 修理となると、保証期間は過ぎているのでメーカーに出せばかなりの出費になりそう。なにしろノートPCの中で液晶が一番高い部品のようで、修理代は7~8 万になるとか?・・・それだけ出せばオークションで同じPCが買えるじゃん! もうこれは何とか液晶パネルを入手し、自分で交換するしかないと思い、入手方法をネットで検索しましたが、同一型番の新品の入手は難しそうで、入手でき たとしても高いものになりそうです。残るは中古やジャンクPCからの移植ですが、互換性が気になるところ。一応市場調査と言うことでインターネットオーク ションを調べたところ、同じ13.3インチ液晶の新品が出ているでは!しかも説明ではVAIO対応らしい。写真を見ても液晶パネルのコネクタ位置や形状、 ピンの数も合っている!ということで12,500円で落札してしまいました。 オークションで手に入れた13.3インチXGA液晶パネル(下)と、破損した液晶パネル(上)。  パネル裏面を見てもVAIOのSHARP製パネル(上)と、入手したサムスン製パネル(下)は似ています。コネクタ位置も同じだし、20ピンコネクタだし。 あれ?でもなんか変?とてもイヤな予感が・・・ がーん!ピンの数は同じでもサイズが違うじゃん! 1.コネクタの形状だけの違いでピンアサインは同じなのか? 2.インターフェースは同じでピンアサインのみ違うのか? 3.インターフェースそのものが違うのか? 3だとしたらアウト。1や2であれば変換コネクタで対応できそう。ということでインターフェースを調査することに。  液晶のインターフェースをネットで調べたところ、ノートパソコンに使われているのは LVDS(Low Voltage Differential Signaling)というインターフェースが主流らしい。低消費電力、高速伝送、低いノイズ発生、高いノイズ除去性能がウリだそうです。サムスン(右) のコネクタに近い石を見ると確かにLVDSと書いてあります。SHARPの方は石には書いてありませんがデータ線として使用されているピンはサムスンと全 く同じ。テスターで調べたら、GNDやNCのピンも同じでした。両者の違いは単にコネクタの形状だけの違いと確信し、変換コネクタを自作することに決めま した。 破損したSHARP製LCDパネルのコネクタ部分をはさみで切り取ります。  使用している4組の制御信号線とVCC、GNDの計10本をサムスン製基板にハンダ付けします。  元どおりコネクタをはめてバックライトのインバータもセットして完成です。 動作確認も無事終了。サムスン製LCDもSHARP製に劣らず綺麗です。 一時はかなりの出費を覚悟していたのですが、最小限に抑えて復活させることができました。

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