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Tag Archives: 液晶パネル
パソコン修理液晶ユニット(LCDパネル)
パソコンの液晶パネルが不良になると、下記のような故障現象になります。 LCDケーブル不良も併せて説明します。 画面に関係する故障には様々な形態があり、文字で書き表すことが難しい現象もあります。 また、液晶ユニット、LCDケーブル、グラフィック・チップ、メイン基板の故障切り分けは面倒な作業になりがちです。 パソコンの液晶ユニットの故障は、部品単体価格も高額になります。 簡単に部品を買って 交換してみようと思うより、近くのパソコン専門保守会社に修理依頼した方がいいと思います。 ここでは、故障の判断材料として説明致します。 ( 1) パソコン液晶面の物理的損傷(液晶面割れ)。 ( 2) パソコン画面に1本又は複数の縦線が入る。 ( 3) パソコンの画面全体が暗く、かすかにしか映らない。 ( 4) パソコンの液晶画面の暗い部分が赤色になる。 ( 5) パソコンの液晶画面の上部、又は下部半分程度真っ暗。 ( 6) パソコンの液晶画面全体が真っ白。 ( 7) ノートパソコンの液晶を傾ける、液晶部を押すと画面にノイズが入るか、映らなくなる。 ( 8) ノートパソコンの画面下部が時々パラパラと縮む。 ( 9) パソコンの電源を入れた直後数十秒、背景が赤っぽくなる。 (10) パソコンの画面がノイズと共にゴースト状に映る。 (11) パソコンの液晶画面に1個~2個の常に点灯している、又は点灯しないドットがある。 ( これは故障ではありません。) (12) パソコンの液晶ユニットの所々や周辺にぼんやりとした暗い影が出ている。 (13) パソコンを起動時、または使用中、ブルースクリーン・エラーの表示が出て停止する。 (14) パソコンの画面に時々モザイク状のノイズがでる。 (15) パソコンのデスクトップ画面に時々短い横線のノイズがチラチラと入る。 (16) 一瞬電源LEDが点灯するがすぐに消え、パソコンが全く動作しない。 ノート 液晶 交換 【液晶パネル通販】は液晶パネル、ノートPCアダプタ製品を販売する専門ショップです。 弊社サイトは高品質、低価格な互換液晶パネルをお客様にご提供しております。各メーカー純正品液晶パネルと置き換えてご使用いただく互換用製品が幅広く扱 います。 ご質問がございましたら、お気軽にinfo@laptopbattey.jpまでお問い合わせください。
液晶パネルの交換
息子がやってくれました。ケーブルを引っかけて机の上から落としたそうです。写真のようにノートPC(ソニー VAIO PCG-QR1E/BP)の液晶が見るも無惨な姿に・・・。外部モニタを繋いでみると、ちゃんと写るので液晶パネル以外は正常のようです。でも 修理となると、保証期間は過ぎているのでメーカーに出せばかなりの出費になりそう。なにしろノートPCの中で液晶が一番高い部品のようで、修理代は7~8 万になるとか?・・・それだけ出せばオークションで同じPCが買えるじゃん! もうこれは何とか液晶パネルを入手し、自分で交換するしかないと思い、入手方法をネットで検索しましたが、同一型番の新品の入手は難しそうで、入手でき たとしても高いものになりそうです。残るは中古やジャンクPCからの移植ですが、互換性が気になるところ。一応市場調査と言うことでインターネットオーク ションを調べたところ、同じ13.3インチ液晶の新品が出ているでは!しかも説明ではVAIO対応らしい。写真を見ても液晶パネルのコネクタ位置や形状、 ピンの数も合っている!ということで12,500円で落札してしまいました。 オークションで手に入れた13.3インチXGA液晶パネル(下)と、破損した液晶パネル(上)。 パネル裏面を見てもVAIOのSHARP製パネル(上)と、入手したサムスン製パネル(下)は似ています。コネクタ位置も同じだし、20ピンコネクタだし。 あれ?でもなんか変?とてもイヤな予感が・・・ がーん!ピンの数は同じでもサイズが違うじゃん! 1.コネクタの形状だけの違いでピンアサインは同じなのか? 2.インターフェースは同じでピンアサインのみ違うのか? 3.インターフェースそのものが違うのか? 3だとしたらアウト。1や2であれば変換コネクタで対応できそう。ということでインターフェースを調査することに。 液晶のインターフェースをネットで調べたところ、ノートパソコンに使われているのは LVDS(Low Voltage Differential Signaling)というインターフェースが主流らしい。低消費電力、高速伝送、低いノイズ発生、高いノイズ除去性能がウリだそうです。サムスン(右) のコネクタに近い石を見ると確かにLVDSと書いてあります。SHARPの方は石には書いてありませんがデータ線として使用されているピンはサムスンと全 く同じ。テスターで調べたら、GNDやNCのピンも同じでした。両者の違いは単にコネクタの形状だけの違いと確信し、変換コネクタを自作することに決めま した。 破損したSHARP製LCDパネルのコネクタ部分をはさみで切り取ります。 使用している4組の制御信号線とVCC、GNDの計10本をサムスン製基板にハンダ付けします。 元どおりコネクタをはめてバックライトのインバータもセットして完成です。 動作確認も無事終了。サムスン製LCDもSHARP製に劣らず綺麗です。 一時はかなりの出費を覚悟していたのですが、最小限に抑えて復活させることができました。
ノートPC液晶のバックライト交換
中古のノートPCを入手したのですが、バックライトの寿命なのか色が変です。 そこで、バックライトを交換してみました。 バックライトに使われている冷陰極管ですが、外観が同じFMV-6600MF8/Xの冷陰極管が 長さ258mm 直径2mm と書かれているサイトがあったので、多分同じだろうということでそのサイズのを購入しました。 これが交換前の状態です。 黄ばんでいる、というか夕暮れみたいな色で目がおかしくなりそうです。 機種は富士通 FMV-6700MF9/X 準備するもの 冷陰極管 258mm/2mm 2本(ヤフオクでget) 半田コテ(15W程度のコテ先の細いもの) 精密ドライバー(100均で買ったもの2種類) 外した部品を順番に入れておくケース(これも100均) 画像にはありませんが、小型のニッパー、ラジオペンチも用意しておきます。 1mm半田も忘れずに 感電防止のために、主電源をoffにしておきます。 枠を留めてあるネジの目隠しゴム?を外します。 このPCでは上に2箇所、下に3箇所ありました。 ネジを外します。 枠を外します。 手前の枠を内側に押すような感じで外していきます。 無理に引っ張ると爪が折れてしまうので、力まかせに外さないように注意します。 外れました。 液晶パネル右側の縦長の基板がインバーターです。 ここからバックライトに給電されています。 インバーター基板の上部のコネクタです。 上方向に引っ張って外します。 液晶パネルを固定しているネジを外します。 液晶パネルをキーボードの上に置く感じです。 本体と液晶パネルを結んでいるフラットケーブルは外しません。 ケーブルを切断したりストレスを与えないように注意します。 液晶パネル上部(画像では下部)の銅箔の部分にバックライト(冷陰極管)が入っています。 銅箔を剥がします。 後で再利用するためにきれいに剥がすつもりでしたが・・・ きれいに剥がすのは無理みたいです 冷陰極管を取り出すために液晶パネルを分解します。 … Continue reading
Acer Aspire Timeline AS3810T-H22X 液晶パネル交換
ノートPC Acer Aspire Timeline AS3810T-H22Xの液晶パネルのLEDバックライトでしまいました。 購入して3年程度経っていますので、当然保障は切れていますので、自力修理を考えます。 まずは液晶パネルを取り外します。 液晶の四隅にあるネジカバー(上2つがゴム、下2つがプラスティック)を取り、4つのネジを取り外します(上2つがシルバー、下2つが黒色)。 次に、液晶のプラ外枠をはずしていきます。上の部分は下向きに、下の部分は上向きに、横の部分は外向きに力を加えながら、パチンパチンとはずしていきます。プラの爪が割れないように慎重に。 最後に、液晶パネルを抑えている金具を取り外して 40pinコネクターをはずして、液晶パネルが外れます。 外したパネルの回路をチェックしてみました。良くあるのはバックライトLEDドライブ回路のFUSEが死んでいるというケースなのですが、FUSEは生きているようです。コンデンサも問題なし。バックライトのLEDにつながるフレキがむき出しでついていて、これの問題かとも思ったのですが、フレキの断線もないよう。 残念ながら故障箇所を特定できませんでした。液晶パネル自体の修理は失敗です。 結局液晶パネルを交換することにしました。 ここで、ちょっと調べてみると、もともと入っていたAU OptronicsのLCDパネル”B133XW01 V2 HW0A”は同様の症状をよく起こしているようなので、 LG Philips製の互換性のあるパネルに変えることにしました。ネットでは”LP133WH2 (TL)(A3)”が互換性あることを確認できたので、これを入手しようと したところ、これはすでに販売終了で、今はLP133WH2 (TL)(A4) (または、LP133WH2-TLA4と表記している場合もあります)が入手可能な互換性のあるパネルでした。こっちのほうが品質が良さそうで、NECのノートに使われています。 購入しパネルを交換して、電源をつないでみると、問題なし! あとは、パネルを外したのと逆の順番で取り付け、完全復活です。 LCDパネルの入手には、液晶プロというお店が有名ですが、私はlaptopbattery.jpというお店を使いました。 理由は 液晶プロにはLP133WH2の在庫が無く、互換性のあるパネルとして示されたのが問題のAU Optronicsのパネルだった laptopbattery.jpのほうが安かった 秋葉原で手渡しが可能 修理もやっているので、商品や互換性の知識が豊富だった。 動作確認もきちんとやってくれていた。 LCDパネル自体の修理には失敗しましたが、LCDパネル代金8,835円(税込)送料込、ノートが完全復活したのは成功でした。