CPUはシングルコアからマルチコアへ

 こちらのページでは、現在の高性能CPUになるまで歴史、
CPUシングルコアからマルチコアへについて解説しております(^^)

 

 


CPUの進化

シングルコア CPUは、パソコンの頭脳的役割を担うパーツで、複雑な計算を高速で行うことにより、私たちはパソコンを快適に使うことができています。

 

CPUの内部には、コアと呼ばれる部分があり、実際の計算(データ処理)はこのコアが行なっています。

 

現在主流のCPUは、このコアが4つのマルチコアが主流になっており、大量のデータを高速で処理することができていますが、元々はコアが1つのシングルコアが始まりでした。

 

intelやAMDといったCPUメーカーは、いかにクロック周波数(1秒間に動作する回数)を上げ、処理を高速化させるか試行錯誤していました。

 

マルチコア始めは1つのコアを高速化させる方向でした。しかし、1つのコアのクロック周波数を上げると、それだけ電力を消費し、発熱を伴います。

 

CPUは発熱をし高温になりすぎると、CPU自体が熱で暴走して壊れてしまうので、限界がありました。この発熱対策が、1つの鍵を握っていました。

 

そこで考えられたのが、コアの数を増やして処理を分散させることで、発熱を抑えることができるのではないかというアイデアです。

 

コアを複数にすることで、1つのコアあたりのクロック周波数はそれほど上げなくても、データの処理能力を上げることができます。

 

そうして誕生したのが、2005年に発売されたデュアルコア (Dual-core)です。CPU内部にコアが2つ搭載されています。そしてこのページを作成している2012年現在では、クアッドコア(Quad-core)が主流になっています。

 

今後CPUは、さらにコアの数を6つに増やしたヘキサコア (Hexa-core)や、8つのオクタルコア (Octal-core)など、どんどん処理能力が向上していくことと思います。

マルチコアCPUの新しいテクノロジー

コアを複数搭載したマルチコアCPUは、単純にコアの数を増やしてデータの処理能力を上げただけでなく、さまざまなテクノロジーを用い、さらに処理能力向上させています。

 

例えば、ハイパースレッディングやターボブーストという機能です。

 

ハイパースレッディングとは簡単にいうと、1つのコアを2つのコアであるように扱う技術です。コアが4つあ れば、仮想的に8個あるかのように処理をさせるということです。少しイメージが難しいかもしれませんが、詳しく説明しだすともっとわからなくなると思うの で、このレベルの理解で充分です。

 

ターボブーストは、コアが4つのCPUの場合、簡単なデータの処理だとコアが4つも必要ないので、1つのコアに電力を集中させて、処理能力を向上させるというものです。

 


 

以上のように、CPUは内部のコアの数を増やして、シングルコアからマルチコア化することによって、発熱を抑えながら処理能力を向上させ、さらにハイパースレッディングやターボブーストなど、新しいテクノロジーも開発されているということです。

 

今後CPUの進化はとても楽しみなもので、自作パソコンの世界も大きく変化するかもしれませんね!楽しみです(^^)

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