東芝、ブラジルでノートパソコン生産-新興国市場を開拓

東芝は2012年前半にブラジルでノートパソコンの現地生産に乗り出す。テレビなどを製造・販売しているサンパウロ市の合弁会社「センプ東芝アマゾ ナス社」で生産ラインを構築する。年数万台規模で生産を始めると見られる。経済成長の著しい同国はパソコン需要も急拡大しているものの、関税制度などによ り輸入品の競争力が損なわれる場合も少なくない。法人税の減免などメリットも多いため現地生産に切り替える。

東芝はブラジルではこれまで米国工場からパソコンを輸入して販売していた。11年4月にパソコン事業とテレビ事業を統合しており、生産拠点の相互利用な どを進めやすくなっていた。ブラジル国内では米国のヒューレット・パッカード(HP)やデルがすでにパソコンを現地生産している。東芝も新興市場の本格拡 大を前に供給体制を整える。

南米はパソコンとテレビを主力とする東芝のデジタルプロダクツ部門にとって重点攻略市場と位置付けられる。11年度上期にチリ、ペルー、コロンビア、アルゼンチンに販売会社をそれぞれ設立した。販売体制も構築し、これから成長市場で攻勢をかけていく。

パソコンの世界市場は中国のレノボが11年7―9月期にデルを抜いて初めてシェア2位になったほか、台湾のアスースが好調。現在6位の東芝のシェア拡大には新興国での事業展開がカギを握っている。

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