近年、「I Pad」などタブレット型のPCが相次いで発売されるなど、ノートパソコンの市場環境は大きく様変わりしている。そのような中、ユーザーはノートパソコンに対してどのような意識を持っているだろうか。
そこで、今回は宅ファイル便プレミアム会員の20~60代男女を対象に「ノートパソコンに関するアンケート」を実施した。
まず、どの位の人がノートパソコンを所有しているのであろうか?
ノートパソコンの所有率は、約8割と、アンケート回答者の大多数がノートパソコンを所有している。
また、年代別でみても特に大きな違いは見られなかった。
次に、デスクトップパソコンではなくノートパソコンを購入した理由を訊いてみた。
「デスクトップと比べて、スペースをとらないから」が48.2%、「外出先に持ち運びできるから」が47.7%と、省スペース性・持ち運びできることが主な購入理由となっている。
年代別では、40代以上で「外出先に持ち運びできるから」が5割強と30代以下と比べて高く、年代が高いほど外出先へ持ち運ぶことを意識して購入する傾向が見られる。
ノートパソコンを外出先に持ち出した経験を訊いてみた。
「よくある」との回答が17.4%、「たまにある」が35.5%と合わせて約半数が外出先に持ち出していることが分かった。
年代別では、50代以上で外出先に持ち出す人の比率が6割強を占めており、年代が高くなるほど外出先に持ち出す傾向が見られる。
では、ノートパソコンを外出先に持ち出さないのは、どのような理由からであろうか。 先ほどの質問で「ほとんどない」「一度もない」と回答した1,997人に聞いてみた。
「自宅外でノートパソコンを使用する必要がないから」が56.4%と最も多く、自宅での使用でこと足りている様子が窺える。次に、「持ち運ぶには、ノートパソコンが重すぎるから」が35.8%と、「重さ」が挙がっている。
年代別では、20代で「持ち運ぶには、ノートパソコンが重すぎるから」が47.6%と30代以上と比べて10ポイント強高く、若年層にとって「重さ」が外出先へ持ち出すことへの阻害要因となる傾向がみられる。
その他、「ノートパソコンの購入先」、「ノートパソコンのメーカー」「ノートパソコンとは別に、デスクトップパソコンを所有しているか」などのリサーチ結果が出ています。