STEP1
バッテリーの電気的な仕様は通常、平均電圧(V)、電流容量(mAh)、又は(Ah) で表されます。 ノートPCなどのバッテリーに貼ってあるラベルにはメーカー名や製品番号とともに必ず電気仕様が記載されています。
STEP2
この場合、バッテリーのエネルギー容量(Wh)は次の計算式で算出できます。
ノートPCなどのバッテリー持ち時間はこのエネルギー容量にほぼ比例しますので、 外付けバッテリーの持ち時間も内蔵バッテリーとの比較で計算できます。
STEP3
例えば上記仕様で、内蔵バッテリーを使用したときに満充電状態から完全に空になるまで80分持ったとします。 このノートPCにLAMINA(60Wh)を使用したときの持ち時間は、
60Wh ÷ 40Wh × 80分 = 120分 = 2時間00分
となり、内蔵バッテリーを併用した合計持ち時間は次のようになります。
80分 + 120分 = 200分 = 3時間20分
STEP4
つまり以下の計算式でバッテリーの合計持ち時間を出すことができます。
デジカメなどの場合はバッテリー持ち時間ではなく撮影可能枚数となりますが、 原理は同じです。
※注意:劣化して持ち時間の短くなった内蔵バッテリーの場合、上記の式ではあてはまらないことがあります。 その場合は、新品時の持ち時間で計算してください。