Androidスマートフォンは、大画面で多機能な分、バッテリー消費は大きくなります。予備のバッテリを用意して交換したり、外部バッテリを用意して出先で再充電で補充したりする方法もありますが、交換に手間がかかり、荷物も増えるため機動性は低下します。
本体だけでできるだけ長く使いたいというのは誰しもが望むこと。そこで今回は、スマートフォンの電池を長持ちさせる方法をご紹介します。動作時の電力消費をいかに抑えるかがキモになります。
ディスプレイの明るさを設定する
バッテリをもっとも消費するのが液晶のバックライトです。「設定」→「ディスプレイ」から「輝度」をタップし、「明るさを自動調整」のチェックを外し、輝度を下げましょう。同じく「省電力」をタップし、液晶の消灯時間を短くします。
Wi-FiをOffにする
ディスプレイとともに電力消費が多いのがWi-Fiです。Wi-FiがOnになっていると、Wi-Fiの電波を常にスキャニング(電波を探し続ける)しま す。「設定」→「無線とネットワーク」からWi-FiをOffにすることで使用しない間のスキャンや接続処理時の電力消費を抑えることができます。
ライブ壁紙をOffにする
Androidスマートフォンの特徴でもあるアニメーションする壁紙「ライブ壁紙」は、みためも美しく、人気がありますが、これも通常の静止画の壁紙に比べると電力消費は大きくなります。少しでも、電池持ちを長くしたい場合は、静止画の壁紙に変更しておきましょう。
使わない同期はOffにする
Androidはサスペンド状態をふくめ、バックグランドでも動作しているアプリも数多くあります。「設定」→「アカウントと同期」で、バックグランド データにチェックが入っていると、定期的に情報をネット接続して同期するため、電力を消費します。これをOffにすることで、リアルタイムで同期しなくな りますが、電力消費を抑えることができます。
アプリの自動アップデートをOffにする
Android 2.2のメリットにアプリの自動アップデートがあります。Androidは頻繁にアップデートされるアプリが多く、手動でのアップデートの手間を省いてく れる便利な機能ですが、出先で大量のアプリのアップデートがバックグラウンドで実行すれば、電池の消費は大きくなります。自宅やオフィスなどで手動でアッ プデートをチェックするのであれば、「自動更新を許可」のチェックを外しておきましょう。