1.電源につないだままパソコンを放置しない
バッテリーは何回か充電すると、新品時の性能に比べて劣化します(メーカーの使用にも書いてあります。)主に家で使う人なら、コンセントにつないだまま使用することが多いはず。しかし、X201s バッテリーは常に満充電状態(100%)になっているため、バッテリーが急速に劣化します。ある程度充電したらコンセントから抜いてバッテリーのみで使用するか、バッテリーパックを外して、電源のみでパソコンを使用するとバッテリーが長持ちします。バッテリーパックを外して保管する場合は50%前後に充電しておくと長持ちします。
リチウムイオンバッテリーは非常にデリケート
ノートパソコンで使われるリチウムイオンバッテリーは、非常にデリケートな性質を持つバッテリーだ。さまざまな要因により、バッテリーの劣化は進んでしまう。中でも要注意は、激しい劣化を促す満充電の状態である。それを示したのが、図1左のグラフだ。満充電したバッテリーと50%まで充電したバッテリーで劣化度を比較している。満充電の状態は50%充電した状態に比べて、劣化が倍近い速さで進むことが分かるだろう。
コンセントに差し込んだままだと充放電を繰り返す
基本的に、満充電の状態は高い頻度で起きていると考えてよい。一般的なノートパソコンにACアダプターを接続すると、常に満充電状態を維持するように働くからだ。満充電になると充電を停止し、バッテリー残量が一定の水準を下回ると充電を始める。このように、水面下で充放電を細かに繰り返すのだ。言い換えれば、この満充電状態をいかに防げるかが、バッテリー長寿の鍵を握っていることになる。
2.バッテリーの充電量をコントロールするフリーソフト
充電量をセーブして、ノートPCのバッテリーをできるだけ長寿命にしよう!. Smart Battery Driver は、ノートPCのバッテリー充電量をコントロールするソフトウェアです。ノートPCのリチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すことで…
3.涼しい場所に保管する
車内等、高温になる場所の保管は劣化を進めてしまいます。
4.極力X201s バッテリー使用を控える
コンセントがある場所では、バッテリーパックを外してACアダプタから電源をとるようにする。バッテリー使用はいざという時まで控えておいた方が良いですね。