大事な会議中や長距離のフライト中にバッテリが切れたことはありませんか。技術が進歩したといっても、1 回の充電でノート PC のバッテリが持続する時間には限りがあります。使用できる電力を最大限活用することが重要です。
いつでもノート PC の電源を確保できる方法を既にお持ちかもしれません。予備のバッテリを常に用意したり、電源のコードを持ち歩いて、電源プラグが使えるときにはお使いの ノート PC を充電できるように準備しているかもしれません(最適なバッテリの充電方法については、必ず製造元の指示に従ってください。)
こうした方法がうまくいかなかった場合のために、お使いのコンピューターのバッテリ寿命を長持ちさせるのに役立つ方法を紹介します。
電源プランとは、ノート PC による電力の使用を管理するための、ハードウェア設定とシステム設定を集めたものです。Windows 7 には 2 つの既定のプランがあります。
- バランス。必要なときはパフォーマンスやディスプレイの明るさを最大にし、コンピューターがアイドル状態のときは電力を節約します。
- 省電力。バッテリ寿命を長持ちさせる最良の選択です。デメリットは、パフォーマンスが遅くなることと、画面が暗くなることです。
コンピューターの製造元によってこれら以外のプランが提供されている場合があります。
电源プランを変更するには
- Windows タスク バーの通知領域にあるバッテリ メーターのアイコンをクリックします。
電源プランを表示するバッテリ メーター
- 既定のプラン、バランスまたは省電力のいずれかを選択します。
カスタムの省電力電源プランを作成することもできます。
ディスプレイの明るさを抑えます。
ディスプレイは、ハード ディスク、CPU などの他のどのコンピューター部品よりも電力を消費することがあります。ノート PC の中には、ディスプレイの明るさを変更する専用のボタンやダイヤルが備わっているものもありますお使いのノート PC にそのような装置が付いているかどうかを確認するには、コンピューターに付属の資料を調べるか、製造元の Web サイトにアクセスしてください。ディスプレイの明るさは、コントロール パネルの [電源オプション] からも調整できます。
Windows でディスプレイをオフにするまでの時間を短くします。
わずかな時間でも、ノート PC を使用しないときは、一定の非動作状態が続いたときに、暗くしたり、ディスプレイの電源がオフになるように Windows を設定しておくと、電力を節約できます。
Windows がディスプレイを暗くしたり、電源をオフにするタイミングを選択するには
- [電源オプション] を開くには、[スタート] ボタン 、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[電源オプション] の順にクリックします。
- [電源プランの選択] ページの左側で、[ディスプレイの電源を切る時間の指定] をクリックします。
注
この操作では、現在使用しているプランのみの設定が調整されます。別のプランの設定を変更するには、変更するプランの横の [プラン設定の変更] をクリックしてください。
- [次のプランの設定の変更] ページで、ノート PC がバッテリ動作中の場合と通常の電源に接続している場合にこの電源プランで使用するディスプレイの設定を選択します。
- [変更の保存] をクリックします。
使用していないデバイスの電源を切るか取り外します。
多くの USB デバイスは、接続しているだけで電力が消費されます。USB マウスを使用している場合、マウスを外し、タッチ パッドかタブレット ペンを使用すると、電力を節約できます。USB フラッシュ ドライブを使用している場合は、不使用のときは外してください。
PC カードおよび統合ワイヤレス デバイスはオフにしてください。
これらのデバイスでも電力が消費されます。これらが必要でない場合は、電源を切ってください。