Acerの「Aspire One D250(D250-Bb83)」を持っているのですが、キーボードのスペースキーが外れてしまいました。
キートップが外れただけならば、パチっと押し込めば直ったりするのですが、裏側の爪が折れてしまって付けられ無い状態になってしまいました。
10.1インチ液晶のネットブックと呼ばれていたジャンルのPCで、CPUはAtom N280/1.6GHz(シングルコア)、メモリ1GB、HDD160GB、Windows XP Home、画面解像度1024×600と、スペック的には時代遅れで弱めなのは仕方がない。
無線LANはIEEE802.11b/g対応、有線LAN10/100Mbps、Bluetooth2.0+EDR搭載。省電力なCPUを搭載している事もあって、バッテリー駆動で3.5時間、重量も1.07kgとそれなりに軽め。
とにかく「人の家に設定に行った時などに持って行ってルーターに繋いでPPPoEの設定」とか、そういうのをするのに非常に手軽。
メモリは2GBに換装済みで、OSもWindows7にアップグレード済。あとはSSD化したい気もしているけど、そんなこんなでまだまだ現役です。
ところが、スペースキーが壊れているというのは非常に不便。
漢字変換も上手く出来ないし、googleでキーワード区切るのも面倒だし!
という事で、キーボード交換を決意。
まずはAcerのサイトから問い合わせ。
「スペースキーが取れちゃったので、キーボード交換をしたいものの、キーボードアセンブリを保守部品として単体取り寄せ出来ませんか?Σ(゚□゚)o゙」といった内容で送ってみる。
(昔々は、キートップを1キーずつ単体で取り寄せ出来る物もありました。キートップ単体では頼めなくなったものの、アセンブリパーツとして取り寄せられる時代もあったのですが…今はメーカーが個人に売ってくれる事はほとんど無いのですが、ダメ元で…)
そして、早速返事が。
日本エイサー株式会社でございます。
日ごろより、弊社製品をご愛用いただき、誠に有難うございます。
お伺い致しました症状につきましては、お預かり修理にて対応致します。
なお、お預かり修理の金額及び納期についての詳細は、弊社リペアセンターにて一度お預かりさせていただき、
検証の結果を経たうえでのお見積り発行とさせていただいております。
そのため、予測案内となりますが作業料とパーツ代を合わせまして概算で2万円から3万5千円前後かと存じます。
以下にお預かり修理についてまとめた内容を記載いたしますので、ご確認の上でご検討いただければと思います
いや、まあ、予想は出来ていたんだけど、2万円~3万5千円って…中古で同機種買ってきてもお釣りくるよ…(^-^;
キーボード単体売っているところを探すも、カラーがホワイトだったり、ちょっと高めだったり(白が3千円なのに黒が4千円とか)、悩ましかったり。
そんなこんな探していたら、ノートPC工房さんのところで「ACER ASPIRE ONE AOA150,A150 D150 D250 日本語キーボード(黒)」とやらを2,500円で発見!
壊れてすぐくらいの頃に調べた時はもっとあちこちのお店で取り扱っていたので、どんどん在庫が消えているようです…悩んでたら無くなる気がしたのでそのままポチっと。(^-^;
次の日の夕方には発送完了のメールが届き、その2日後の夕方に到着。代金引換えで、送料込み3,340円。
まあ、これで復活するなら安いもんですね(^-^;
子供のNintendoDSを修理に出しても5千円かかるんだから、安いもんだ、うんうん。
さっそくキーボードを取り外し、交換してみました。
1、安全のため、バッテリーを外します。
2、キーボードを外します。
D250は裏ぶたを外さず、キーボードを直接交換出来ます。良いつくりですね。
[F8]の液晶側にある留め具を押し込みながら、キーボードを持ち上げます。
3、キーボードをたわませながら、左右の爪を外します。基盤とフレキシブルケーブルで接続されているので、思いっきり引っ張ったりしないように気をつけましょう。
4、フレキシブルケーブルを外します。
ソケットの爪をスライドさせ、ロックを解除します。
5、新しいキーボードのフレキシブルケーブルを差し込んだら、爪をスライドさせてロックします。
6、手前の爪を引っかけた後、キーボードをたわませながら、左右の爪に引っかけます。
7、マイナスドライバー等で[F8]の付近にある可動式の留め具を押し込んで、キーボードの上側も留めます。
8、バッテリーを装着して、換装作業完了。
電源を付けて動作チェック。