アップル、新iPadのバッテリ充電問題を「設計どおり」と認める

フル充電前に“充電済み”と表示するが、そのままフル充電まで充電を続行可能と説明

「新型iPadでは、バッテリがフル充電になっていないのに“充電済み”と表示される」とした調査会社の調査報告に対し、米国Appleは3月27 日、この分析は基本的に正しいが、新iPadと搭載OSのiOSは、バッテリ状態をそのように表示するように設計されていると説明した。

Appleのマーケティング担当バイス・プレジデント、マイケル・チャオ(Michael Tchao)氏は同日、「AllThingsD」サイト(The Wall Street Journalを発行する米国Dow Jones傘下)の取材に対し、新iPadを含むiOS搭載デバイスはすべて、バッテリが実際にフル充電される前に、“充電済み”と表示すると語った。

AllThingsDの3月27日付けの記事で紹介されているチャオ氏の説明によると、iPad、iPhone、iPod touchはいずれも、フル充電前に“充電済み”と表示するようになっているという。

これらのデバイスでは、“充電済み”と表示されてからもバッテリー充電が続行され、実際にフル充電されると、微弱なバッテリ放電と充電を繰り返すサイクルに移行する。このサイクルは、電源アダプタがコンセントから抜かれるまで続く。

米国DisplayMate Technologiesの社長を務めるレイモンド・ソネイラ(Raymond Soneira)博士は先週発表した調査報告で、新iPadでバッテリ状態が“充電済み”と表示された時点では、充電は実際には90%しか完了していない と指摘した。“充電済み”と表示された時点でユーザーが充電をやめると、バッテリ駆動時間はフル充電時と比べて1.2時間短くなるという。

ソネイラ氏は、「バッテリの充電計算モデルに問題があり、そのためにバッテリ状態が不正確に表示される」との見解を示した。

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ソネイラ氏は3月27日、「新iPadは、バッテリ状態をありのままに表示しているとは必ずしも限らない」とAppleが認めたことについて、「私の指摘が全面的に認められたわけではないが、それでも、Appleは予想以上に認めてくれた」と電子メールで述べた。

一方、チャオ氏は、Appleがユーザーに、新iPadで“充電済み”と表示されたら、それ以上充電しないように警告した事実はないとしている。 Appleは、“充電済み”と表示されてからも充電を行うと、バッテリの寿命を損なうおそれがあると述べたと、米国CNBCの記者ジョン・フォート (Jon Fortt)氏が先週、ある番組で伝えていた。

「このデバイスの回路は、ユーザーが電源アダプタをコンセントに挿したままにしても、問題ないように設計されている」と、チャオ氏はAllThingsDに語っている。「これは、iOSデバイスで常に提供されている優れた機能だ」

実際、Appleは、iPadのバッテリ駆動時間やバッテリ耐用年数、充電に関するWebサイトに、「“充電済み”と表示されたら、それ以上充電 しないように」というアドバイスは掲載していない。また、このアドバイスの内容は、携帯デバイスを充電したまま放置するという長年行われてきたやり方とも 相反するものだ。

また、ソネイラ氏は、「iOSデバイスがフル充電に近い状態にあると、放電と充電のサイクルが繰り返される」というチャオ氏の説明をまだ確認はし ていなかったが、それはそのとおりではないかと語った。また、同氏の調査は、そのサイクルが発生しない状態で行われたことを説明した。

「新iPadで携帯通信やWi-Fiの機能、バックグラウンド・タスクが動作していれば、Appleが言うようなサイクルが繰り返されると思う。しかし、私のラボ・テストは機内モードで行われた。このため、このサイクルは発生せず、バッテリ状態を正確に測定できた」

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