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名称 | サイズ |
ATX電源 | 幅150mm × 高さ86mm × 奥行140mmまたはそれ以上 |
SFX電源 | SFX(A):幅100mm × 高さ50mm × 奥行125mm SFX(B):幅100mm × 高さ63.5mm × 奥行125mm SFX(C):幅125mm × 高さ63.5mm × 奥行100mm SFX(D):幅100mm × 高さ63.5mm × 奥行125mm |
電源ユニットが寿命を迎えるとどうなってしまうのか、またどのように対応すればよいのか気になる人は多いでしょう。ここでは電源ユニットの寿命目安、故障したときに発生する現象について説明します。
電源ユニットの寿命は大体2~5年ぐらいといわれていますが、PCの使用時間や周辺機器にも左右されます。必ずしも5年以内に壊れるわけではありません。ものによっては10年以上、正常に使える場合があるでしょう。しかし、メーカーが定める電源ユニットの保証期間はだいたい3年前後です。このことから、電源ユニットの平均寿命はその程度であることが推測できます。
電源ユニットの調子が悪くなると、各パーツへの電力供給が十分にできなくなります。その結果、電源ユニットだけでなく、各パーツが壊れる可能性も出てくるのです。可能であれば2~5年ぐらいのスパンで電源ユニットの交換やデスクトップの組み換えをするのが安全かもしれません。電源は突然壊れるパターンもよくあります。昨日まではまともに動いていても、急に電源がつかなくなるのです。壊れるのが電源だけならまだよいですが、その際に他のパーツも巻き込んで故障させるケースもあります。
電源ユニットが故障したときに最も起こるトラブルは電源がつかなくなることです。前兆としては画面が突然フリーズしたり、起動中に電源が勝手に落ちたりします。電源ユニットのファン付近から異音が出る場合もあるでしょう。パソコンを切ろうとして再起動やシャットダウンをしたのに反応しない、スタンバイから戻れない場合も、電源ユニットが故障している可能性が高いです。電源ユニットの故障は他機器にも影響するため、内臓DVD・Blu-rayドライブや外付けUSB機器などを使用するときにフリーズするケースもあるでしょう。
これらの現象が発生するようであれば、電源ユニットの故障を疑ってもよいですが、単純に電源ユニットのスペックがパソコンを構成するパーツに追い付いていない可能性も考慮してください。一度にたくさんのソフトを起動したりグラフィックボードを稼働したりしているのであれば、電源ユニットのスペックを確認し、それに対する消費電力を概算してみましょう。電源ユニットのスペックを消費電力が明らかに上回っていたら、電源ユニットを高品質なものに取り換えるか、消費電力を抑えるような運用を検討しなくてはなりません。
電源ユニットのスペックが消費電力に対して足りているにも関わらず問題が起きているのであれば、電源ユニットの買い替えやパソコンの専門業者に見てもらうようにしてください。電源ユニットが原因かどうかよくわからない状況も多いかもしれませんが、厳密に調べるのは素人にはかなり難しいです。パソコンを分解してマザーボードと電源ユニットのみで検証するなど、知識が無い人にはハードルが高い作業が必要となります。
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電源ユニットの確認方法は複数あるのでご紹介いたします。
パソコンの電力供給ができていない場合の原因には、電源ユニットのスイッチが入っていない、パソコン内部の電源ケーブルが外れてる、マザーボードに電力供給する電源ケーブルが外れているといった場合があります。まずこちらを確認してみましょう。意外と基本的なことが原因の場合もあります。
使用していないUSB機器を外して、パソコンに接続するのはマウスとキーボードだけにしてパソコンを起動してみましょう。電源がつかない症状の場合、ショートしてるUSB機器をつないでることが原因の可能性があります。ショートしたものと同じUSB機器を使用したい場合は型番も確認後、新品の同じUSB機器を購入して再度接続してください。
電源ユニットで使用されてるコンデンサは低い気温に弱いので、季節によって温度が下がると、パソコンの電源をつけようとしてもつかない場合があります。Windows(Win 7、Win 8、Win 10)とMacどちらでも起こりえます。その場合は電源ユニットに問題があります。
パソコンを起動してすぐに電源ユニットのファンが動作してるかを音や目視で確認しましょう。電源ユニットが故障してる場合、ファンが正常に回ってなかったり、異音がする場合があります。ファンが止まってるのは寿命の可能性があるので、確認してみましょう。
パソコンの中を開いて、電源ユニットのパーツを取り外してから、電源ユニットを分解するとコンデンサがあります。このコンデンサが錆びていたり、膨張していたりすると電源ユニットが故障している可能性があります。
電源を長期で利用し、電気の使用量が増えることで、電源の出力が弱くなった結果、パソコンに十分な電力を送れなくなることで通電の不良となる場合もあります。電源テスターは電源の故障を判別するための道具として、電源の出力電圧を測定できるもので、こちらを使用することで電源を検査することができます。
ただ、表示される数値などから、仮に正常か故障を判別したとしても、パソコンで実際に負荷のかかる作業をしてどうなるかわからないところもあります。主に自作のパソコンの起動トラブル、電源ユニットかマザーボードどちらの故障か判別するために使用したりします。