バッテリパックを取り外した本体の接続部分に触っても感電しませんか?
お手持ちのビデオカメラの製造メーカーにご確認ください。一般的には、バッテリパックが装着されていないときは、本体の接続部分に電圧はかからないため、感電の心配はありません。
ただし、端子の曲がり、汗や油等の付着による端子部分の劣化など故障の原因になることがあるため、ビデオカメラおよびバッテリパックの接続部分には触れないでください。
バッテリパックを長持ちさせるためのヒントを教えてください
ビデオカメラに搭載されたバッテリパックは、次の事項に注意することで、機能低下を比較的遅くすることができます。
バッテリパックやビデオカメラを、高温の環境下に放置しないでください。
1ヵ月以上の長期間バッテリパックを使わないときは、本体からバッテリパックを外して、湿度の低い冷暗所に保管してください。
次の事項にご注意ください。
することがあります。
バッテリパックを長期間充電しないままにしておくと、再充電には非常に長い時間がかかります。
バッテリパックの使用可能時間は、温度の低い環境下では短くなります。
長時間の使用後や充電中は、バッテリパックとビデオカメラおよび充電器の温度が上昇
バッテリパックについて教えてください
リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池などは、1個の電池だけで使用するのではなく、保護回路などを組み込んで使用される場合があります。
このように、1個または複数の電池と保護回路などが組み込まれたものをバッテリパックと呼んでいます。
リチウムイオン電池の多くは、正極にコバルト酸リチウム(LiCoO2)、負極にグラファイト(炭素)を使い、それぞれの極板を何層かに積み重ねた構造になっています。
これらの単独の電池をセルと呼び、ビデオカメラなどではセルを1個または複数組み合わせて所定の電圧や容量を出すバッテリパックに仕上げます。
リチウムイオン電池はどういったものに使われているのですか?
リチウムイオン電池は、小型で軽量という特徴を活かして、次のような用途に使われています。
ビデオカメラ、ノートパソコン、PDA、携帯電話、ハンディ・ターミナル、コードレスフォン、業務用無線機、デジタルカメラ、放送局向けビデオカメラ、ポータブルナビゲーション、ポータブルオーディオ機、 携帯ゲーム機、ロボット、無人潜水艇、電気自動車、ハイブリッド自動車、電動自転車、携帯プリンタ、携帯ライトなど。