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Windows XPでノートパソコンのバッテリの寿命を延ばす方法

対処方法 ノートパソコンのバッテリは以下の点に注意してご使用いただくことで、機能劣化を比較的遅くすることが可能です。 基本的なバッテリ劣化防止策 一ヶ月に一度以上の頻度で、バッテリを充電100%から0%近くに放電するまで連続してバッテリのみでノートパソコンを使用(または電源ONの状態で放置)しましょう。 バッテリリフレッシュをしたことと同じ劣化防止効果があります。 また、充電する場合はできれば100%まで充電しましょう 良い使い方の例 →→ バッテリリフレッシュの機能を搭載している機種の場合は定期的にバッテリリフレッシュを行いましょう。 できれば一ヶ月に一度はバッテリリフレッシュを行うようにしましょう。 補足 「バッテリリフレッシュの方法については、ノートパソコンに付属のマニュアルをご参照ください。 (ただし、マニュアルにバッテリリフレッシュの項目が無い場合はバッテリリフレッシュの必要はありません) また、ご使用のバッテリが「ニッケル水素バッテリ(NiMH)」と「リチウムイオンバッテリ(Li-ion)」のどちらであるかもノートパソコンに付属のマニュアル(またはバッテリのマニュアル)をご参照ください。 バッテリは余り高温にさらしてしまうと劣化が進みます。 例えば炎天下の自動車の中にバッテリ付きのノートパソコンを放置するようなことは好ましくありません。 ノートパソコンの盗難防止の意味でも、外出先ではノートパソコンはなるべく携行し、涼しいところで保管しましょう。 パソコン バッテリーの注意事項 ニッケル水素バッテリ(NiMH)の場合 ニッケル水素バッテリの場合、充電後にバッテリのみでパソコンをご使用になる場合は、なるべくいったんバッテリ切れ寸前になるまでバッテリだけで使用しましょう。 例えば残量が100%→50%まで使用して充電するよりも100%→0%付近になるまで使用してから充電する方が劣化を抑えることができます。 ニッケル水素バッテリの場合は、充電は100%までフル充電しましょう。 例えば0%→50%まで充電して使用するよりも0%→100%まで充電してから使用する方が劣化を抑えることができます。 ニッケル水素バッテリの場合は、短時間の充放電を繰り返す使用はやめましょう。 例えば80%まで充電して50%まで使用するといった結果的に充電回数が多くなってしまう使用方法を繰り返すとバッテリの劣化を早めてしまうことになります。なるべく充電回数は減らすようにしましょう。 また、例えば80%→50%まで使用した後に、80%まで充電してまた80%→50%まで使用するという使用方法を繰り返した場合、実際にはまだ50%の充電残量があるにもかかわらず、バッテリ切れになってしまうという状態になる場合があります。 この現象は、充放電する範囲を充放電の上限と下限として記憶してしまうような現象であることから「メモリ効果」と呼ばれています。 なお、メモリ効果の発生したバッテリは元の状態に復旧しません。 ニッケル水素バッテリの場合は、バッテリを外した状態でAC電源のみでのご使用はお薦めできません。 外したバッテリは自然放電しますので、うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにした場合、過放電になり故障の原因にもなります。 できるだけパソコン本体にセットして使用してください。 リチウムイオンバッテリ(Li-ion)の場合 なるべく一ヶ月に一度以上の頻度で、バッテリを充電100%から0%近くに放電するまで連続して使用できれば理想的ですが、充放電の範囲はほとんど気にする必要はありません。 極端に充放電の回数が多くならないように普通に使用すれば問題ありません。

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