パソコン電源の寿命はどのくらい?電源の交換方法と寿命のサインとは

パソコンの電源のことを一般的に電源ユニットと言います。マザーボードやHDD、ドライブなどに電力を供給するための機器で、パソコンには必要不可欠な部品です。

そんなパソコンの電源には寿命があり、定期的に交換をするといざというときに慌てなくて済みます。

今回はパソコン電源の寿命や交換方法についてご紹介します。

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パソコンの電源の寿命は何年くらいなのか

パソコンは精密機械ということもあり、部品にも寿命があります。一般的にパソコンの電源の寿命は約2年~5年と言われています。

しかし使用頻度や使用状況によってその年数も変わります。5年以上もつものもありますし、長いものでは10年ほど耐久することもあるのです。

しかし性能や機能性を重視すると、2年~5年ほどで交換や組み換えをするといいでしょう。寿命近くになり、電源ユニットが破損するとパソコンを使用したいときに作動しなくなることもあります。定期的に交換すると安心です。

パソコンの電源にはいろいろな種類があります

パソコンの電源に寿命がきたため、交換をしたいというときにはパソコンの規格にあったものを選ばなければなりません。電源ユニットには種類があります。

大きく小さなサイズの「ミニタワー・スリム・キューブ型」中型の「ミドルタワー」、また大型の「フルタワー」の3つの種類があります。

ATX:デスクトップパソコンに多く普及しているものです。。小型のミニタワーから大型のフルタワーまで多くのデスクトップパソコンで使用されています。製品数も多く、自身のパソコンのサイズにあわせて選ぶことができます。

EPS:サーバーに多く使用されます。またワークステーションにも使用されることが多いようです。サイズはATXよりと同じくらいか少し大きくなっています。近年はATXとEPSの兼用タイプが登場しています。

SFX:小型の電源ユニットです。製品数は少なめですが、電源の容量に不安がある場合は購入してもいいでしょう。

また電源ユニットは容量にも違いがあります。パソコンで多くの電力を使用するときにはサイズも大きいものを選ぶことが大切です。

300W以下

多数のパーツを使用しないというときには300W程度の電源ユニットで十分なはずです。

300~600W

パソコンで3Dゲームなどをプレイするときには300Wでは足りないときがあります。ビデオカードを使用するという人や、多くのUSB機器を使用するという人も300W以上の電源だと安心です。

600W以上

ビデオカードでも多くの電力を使用するようなときには600W以上の電源ユニットが必要です。使用するパーツが多いときにもこのくらいの容量があるといいかもしれません。

パソコンの電源の寿命が近いサインとは

パソコンの電源寿命が近いというときには、さまざまな症状が出ることがあります。デスクトップパソコンの場合、以下のような症状も見られます。

・パソコンの起動中に、勝手に電源がおちてしまう
・電源を入れても起動しない
・パソコンの画面がフリーズする
・再起動やシャットダウンを押しても反応がない
・電源ユニットのファンから変な音が聞こえる
・内蔵している光学ドライブや外付け機器を使用するときにフリーズする

このような症状がある場合は、電源ユニットに寿命がきている可能性があります。交換などを行うと解決できるはずです。

パソコンの電源を交換する方法

パソコンの電源が寿命をむかえた、または寿命がくる前になんとかしたいというときは交換するといいでしょう。

接続面を写真にとる

作業をするにあたって既存のものを取り外す必要があります。しかし新しい電源ユニットに交換したあとに接続場所が分からなくなってしまうことがあります。接続場所を間違えるとせっかく交換しても起動できないので、事前にデジカメなどに写真にとっておきましょう。

まずは既存のものを取り外す

ドライバーでケースのネジをはずします。また接続しているさまざまなコネクタや電源コネクタをはずします。はずすときには精密機器ということもあるので、作業は慎重に行います。

新しいものを取りつける

最初に電源本体にコネクタを挿し込んだほうが作業しやすくなります。マザーボードに電源ユニットの該当する配線を接続します。

SATA電源コネクタをそれぞれSSDとHDDに接続し、また写真どおりに細かなところも接続していきます。

電源ユニット周辺はケーブルが多くなるので結束バンドがあると便利です。

まとめ

パソコンの電源は寿命があります。寿命は約2年~5年と言われており、定期的に電源ユニットを交換すると安心です。また電源ユニットの寿命は症状があらわれることで把握することができます。

電源ユニットを交換する際は、パソコンケースのサイズや使用状況によって大きさや容量を選ぶといいでしょう。また多くの電力を使用するようになったというときには、新たに電源ユニットを増設するのも効果的です。

もし電源ユニットの交換でお困りなら、業者に相談するのが最善ではないでしょうか。

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