電池持続時間も大切だけど、101F 電池自体の寿命を示す「耐用年数」も忘れてはいけません。使っているうちにどうしても劣化が生じるのは現在の電池の宿命。
電池は通常どのくらいで劣化するの?
スマホに内蔵されている電池は充電を繰り返すと徐々に充電容量が少なくなっていきます。まずは、通常使用での電池劣化ペースを把握しておきましょう。アップルが発表しているの充電サイクルは以下の通り。
正しく整備されたの電池は、フル充電/放電サイクルを400回繰り返すと、完全に充電しても元の容量の80%までしか充電できなくなります。
なるほど。毎日充電して使った場合、1年ちょっとで電池の持ちは2割も減少しちゃうんですね。
PCから充電するときの注意点
普段の充電でもPCと接続して充電している人は多いかもしれませんが、意外と知られていないこんな話も。
をUSB で充電する場合、充電が完了するまでコンピュータの電源をオンの状態にしておいてください。
をつないだコンピュータの電源が切られた場合や、スリープモード、スタンバイモードに移行した場合、TOPCON 電池が消費されることがあります。
充電中の母艦PCがスリープしたりするの電池にとってマイナスになることもあるようですね。これは筆者自身も今まで意識していなかったポイントでした。
やっぱり熱は大敵だった
スマホを長時間使ったりすると、端末が熱を持ってしまうことってよくあります。
こうした熱が電池にも負担をかけるのは間違いないようで、アップルでも注意を呼びかけているんですよ。サポートページでも「通気をよく」という見出しつきで充電中にが熱くなりすぎたら、まずケースから取り出しましょう。
と書かれています。ケースにもよると思いますが、寿命を延ばしたいなら充電時にはケースを外すといいとおぼえておきましょう。
月に一度はフル充電から電池を使い切ること
リチウムベースの電池を適切にメンテナンスするには、電池内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了する(完全に充電した後、電池を使い切る)ようにしてください。
これも忘れがちですが、101F 電池のメンテナンス法として古くから言われていることでもあります。あまり神経質になりすぎる必要はないと思いますが、習慣化しておくといいですね。